こんにちは。日々、英語と日本語のはざまで漂っている、翻訳担当のEikoです。

 

現在、私の仕事の大きな部分を占めるのは、来年度にARCがお迎えするお客様のニュージーランド高校留学のための各学校のアプリケーションフォーム翻訳です。念のためですが、この翻訳は、日本の保護者の方が内容を把握することが目的です(なので、この翻訳自体が法的効力を発するわけではありません)。
 
各学校で少しずつ文言が変わっているのを翻訳ツールでチェックして修正し、独自の内容部分を新規翻訳して、とかなり時間が掛かる作業です。
 
数年前までは、各学校がそれぞれ独自のフォームを作っていましたが、枚数はほんの数枚で、翻訳量もしれていました。ところが、このところ、SIEBAという業界団体のフォームを採用する学校が増えており、このアプリケーションフォームはきちんとした契約書の形態を取っており、1校につき20数ページに及びます。しかも、数カ月の短期留学であっても、このアプリケーションフォームへの署名を要求する学校が多いのです。
 
このSIEBAフォーマットに、最近、大きな変更がありました。
・アプリケーションフォームの各ページに保護者と生徒のイニシャルを入れることが要求されるようになった。
→これによって、各ページに目を通し、理解している、という意思表示になります。
・生徒が学校の規約を守らないなどの場合に懲戒処分を受ける手順が明確になった。
・返金規約、アコモデーション規約が共通化された。
各ページに保護者と生徒のそれぞれのイニシャルが要求されます。
 
留学というのは高額を出すサービス提供であり、何よりも大切なお子様をまったく見も知らぬ地の身も知らぬ人に預ける、という大変責任の重い業務を依頼する契約です。このため、このアプリケーションフォームにきちんと目を通すことが保護者の方々にとって、そして留学するご本人にとって、非常に重要だと言えます。
 
これから留学される方に加えて、各学校が在学している留学生にもこのSIEBAのアプリケーションフォームへの署名を要求し始めています。このため、翻訳待ちのアプリケーションフォームが山積み、というわけです。
 
私は法律の門外漢ですが、翻訳していると、「これはぜひ保護者の方が認識されていた方がいいなあ」と思う文言があちこちに入っています。例えば、もし学校と保護者の間で紛争が起きた場合、裁判などの法的手続きはニュージーランドで行われます。そして、保護者が「それは不便だから無理」と主張する権利は放棄する、と明記されています。また、万が一、お子様の既往症などをエンロールメント時に開示しておらず、入学してから開示していないことが判明した場合、学校がアプリケーションを解約する権利があります。
 
英語自体は非常に平易で、明確に書かれているので、英語の新聞が読めれば理解は容易なレベルだと思います。もし英語に自信がないのに日本語版がない、という場合は、署名の前に、アプリケーションフォームの日本語版を担当エージェントに依頼されてはいかがでしょうか? または、翻訳会社に翻訳を依頼されても価値があると思います。ただ、文字数が膨大なので、通常の翻訳会社に依頼すると、数十万円になってしまう作業量です・・・。
 
翻訳している側から見ると、このフォームは、留学生の方々が留学生活をよりスムーズに過ごせるようにするための心構えを説明し、学校と保護者間の理解を深めることを目的としているもので、学校が要求しているのは、ごく当然の内容であると言えます。そして、各学校が大勢の留学生を迎えた経験から、このようなフォームの必要性を実感して、採用しているのは確かです。
 
では今週も張り切って、コツコツと翻訳していきます!

 

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