家づくりを始めるご夫婦とのお話④ | 建築家との家創りって?

家づくりを始めるご夫婦とのお話④

先日より、私とお会いする前に、
とある建築家と家づくりをされていたのですが、
それを解除されてこられた、ご夫婦のお話です。

建築家と設計をスタートされたご夫婦。

プランの気になる点を伝えてみたのですが、
建築家からの説明を聞いて、それなりに納得して
設計を進めていきました。

変更がなかったので、すぐに基本設計が完了。
順調に、実施設計に進んでいきました。

今日は、その続きです。

実施設計という詳細設計が始まってからは、
お会いする機会もなく、粛々と設計が進行。
(私的には、会わないなんてビックリですが!!)

最終図面が出来上がったということで
最終見積前に、お会いすることになりました。

図面の枚数も増えていて、細かな内容ばかり。

ただ、見慣れた間取図(平面図)があったので、
それを眺めていたところ。。
前回見せてもらった図面から変更している個所が
あることに気が付きます。

言おうか迷ったそうなのですが、
思い切って、ご主人が質問してみました。

そうしたら、建築家から、
実施設計をしている途中で、もっといい内容になる
と思いついて、変更させていただきました。

前はこうだったのですが、変更することで、
こんなことがよくなりますよね。

という返答をもらいます。

実は、それって、最初に気になって質問して、
これがいいということで説明をしてもらった部分で、
ご主人は、以前の説明と矛盾していることに
気が付いていたそうです。

奥様の様子がおかしいことに気が付いたご主人は、
その打ち合わせを切り上げます。

帰りの車の中で。。
ご主人が気が付いた矛盾を、奥様も気が付いていて、
おかしいんじゃないか?ということに。

帰宅してから、図面を見ながらご夫婦でお話します。

矛盾していることはもちろんですが、
変更を相談もされなかったこともいやだったんだと。

そこからは、感情的な話になっていき、
もともと気が付いていた気になる点について
やはり納得できないという流れになったそうです。

落ち着いて考えた方がよいと思ったご主人は、
少しの間、家づくりの話をしないようにしました。

気が付いたら、あっという間に2週間ほど経過。

そろそろ夫婦で話をしようと思った矢先に、
建築家からメールを受信します。

お会いして、打ち合わせしたいと。

ちょうどいいタイミングだと思ったので、
ご夫婦で、じっくりとお話されました。

その結果、次回お会いする時に、
気になる点は伝えて変更してもらおうということに。

ちょうどアポもあったので、打ち合わせに
行くことになりました。

明日に続きます。