家づくりを始めるご夫婦とのお話③ | 建築家との家創りって?

家づくりを始めるご夫婦とのお話③

先日より、これから家づくりを始めるご夫婦と
お会いした時のお話をしています。

いや。正確には。
お会いする前までのことですね。

奥様が見つけ出した女性建築家と面談し、
素敵なファーストプランをしてもらったご夫婦。

想像通りの内容だったので、設計の契約へ。

初回打合せに向けて、しっかり提案書を読み込みます。
いくつか気になることがあったのですが聞きにくいので、
ご主人から問いかけをしてもらうことにしました。

今日はその続きですね。

設計の契約を締結し、いよいよ設計スタート。

建築家から、次に決めていくことについて
説明をし始めました。

一通り聞いた後、ご主人から切り出します。

そう。
ご夫婦で検討して、気になった点について
ですよね。

いくつかあったのですが、その中の一つを
ご紹介しておきます。

トイレのお話。

提案では、キッチンから洗面脱衣に向かう途中に、
トイレが配置されていました。

奥様は、ご友人といろいろお話するのが好きで、
今はもちろんですが、新居ができたら、ますます
回数を増やしていきたいとのこと。

その友人がトイレを使う機会があるとしたら、
キッチンの脇を通って、家の奥へ行くことになるので
なんとなく嬉しくないなと思っていたそうです。

さらに、ダイニングでおしゃべりする機会が多く、
そこからトイレは比較的近いし、ドア1枚なので、
音は大丈夫かなと。

なので。できれば、玄関ホールとか、
家の奥の方ではない場所で、LDKとは切り離された
場所がいいなと思っていました。

ご主人から、その辺の理由と合わせて、
玄関側へトイレを移動してもらえないかと
お伝えしたそうです。

そうしたら、建築家からは。
水回りを集約した方が、家事動線は短いですし、
来客のためでなく、日常のことを想定した方がよい
と考えて、提案させてもらっていますとのこと。

音はドアが一枚でも二枚でもあまり変わりませんよ。

そんな説明をしてもらい、専門家がいうんだから、
そうなのかもしれないなと思ったそうです。

結局は、相談した箇所はしっかり考えてあるので、
こちらの提案がいいと思いますよということで、
そのままのプランで進むことになりました。

そう。
信頼している専門家からの提案とか説明ですので、
自分たちより詳しいし、この時はその通りなんだろうと
思っていたそうです。

その後は、あっという間に設計が進んでいって、
概算も出してもらったりして、予算内。

ということで、基本設計が完了します。

ここまでは、すごく順調ですよね。
さて。
うなっていくのか。

明日に続きます。