キッチンコンロ前の壁のお話② | 建築家との家創りって?

キッチンコンロ前の壁のお話②

昨日は、キッチンコンロ前の壁について
お話しました。

タイルはかっこいいけど、目地の掃除が気になる。
キッチンパネルはいいけど、見た目がどうも。。

なんて方に向けて、いろんなキッチンパネルがあって
組みあわせ次第で、ユニークにおしゃれに見せることも
できるんですよ。

そんなお話でした。

そこで終わる予定だったのですが(笑)

知り合いから、ツッコミが入ったので、
補足しておきたいと思います。

コンロ前の壁として。。
もうひとつよく話題になる素材がありました。

それは。
ホーローパネルです。

ホーローって、タカラスタンダードのキッチン?
って思った方は、勉強が進んでいますね。

タカラスタンダードのキッチンって、
大部分が、ホーローという素材でできてます。

どんな素材か、細かなことはさておき、
火にはもちろん強くて、金たわしでも傷つかず、
しかも。。。磁石がくっつくんですよね。

だからなに?
って思った方がいるかもしれません。

磁石がくっつくと、ものすごく便利ですから。

最近では、磁石用のいろんなパーツがあって、
収納から包丁差しとかキッチンペーパー掛けとか
いろいろあるんですよね。

引き出しに収納するのもいいのですが、
壁面にあると、ササっと使えて便利ですから。

しかも。
取り外しができるので、掃除のときに困りません。

キッチンパネルやタイルには、磁石が使えないので、
なかなか大事な特徴になりますよね。

なので。
機能的な側面からは、とても人気のある素材です。

ただし、いくつか気になることもあります。

一つ目は、見た目ですかね。

最近でこそ、いろんな色柄が出てきてよさそう。
でも、独特な光沢があるんですよね。

木目とか石目のプリント具合も、キッチンパネルに
比べると、あまり美しくありません。。。

なので。
ホーローパネルにしたいなら、変な色柄にせず、
シンプルに白をオススメすることが多いですね。

それと、もう一つ。
結構な値段がすることでしょうか。

素材が高いだけでなくて、専門の業者になるので、
どうしても割高になります。

加工がしにくいことも専門業者になる理由かも。

最近は、加工しやすいマグネット壁素材が
でてきているので、そちらの方がよいかもしれません。

マグネットウォールは、まだ種類が多くないので、
今後、色柄の幅が広がっていくといいでしょうね。

みなさんは、どちらがいいですか?