50歳を過ぎた頃から暮らしを見直す③ | 建築家との家創りって?

50歳を過ぎた頃から暮らしを見直す③

子供が独立して夫婦で暮らす。

そんなタイミングに、食洗機が壊れたことで
リフォームを検討し始めたご夫婦のお話。

ここ最近よくご相談をいただくご夫婦の
代表的な事例なので、ご紹介しています。

昨日は、水回り三点セットの取りかえとして
リフォーム会社の見積金額をみて。。

ご夫婦が感じたことをお話しました。
今日はその続きですね。

奥様は、妄想(笑)が広がっていって、
全面的な改修をするくらいに広がっている。

その一方で。
ご主人は、最小限の、食洗機取りかえか、
家電で食洗機はどうかなと思っていたそうです。

もしやらないといけないなら、外壁の塗り替え
とか、劣化につながってしまうことを優先する。

とても合理的な考え方だなと思いました。

今の暮らしに慣れていて、特に困っていない。

それが、ご主人にとっても「日常」なので、
ストレスを感じてるわけじゃない。

ただ。
機能的に支障があって、その「日常」を
過ごしていけない障害は、修繕していく。
そんな考えだったんでしょうね。

逆に。
奥様は、日常の中で、もっとこうだったら
いいのになと思いながらストレスを感じてる。
そんなことがあったんでしょうね。

この差って、何で生まれるのか。

いろいろ要因はあると思いますが、大きいのは。。
奥様の方が、ご主人より多く家事をするから。
なんて思っています。

家事や育児をこなしてきた奥様だからこそ、
ただ過ごすだけではない要望というか、
もっとこうしたら暮らしやすいといった思いが
あるのかなと思います。

今(2024年)の若い世代であれば、
家事や育児を自然とシェアしていたりするので、
もっとこうしたい!という想いが二人から
出てくると思います。

それはさておき。

思いに違いのあるご夫婦がどうなっていったのか。
そちらへ話を移しましょう。


週末に見積書を見ながら話をします。

どちらから切り出したかは聞き損ねましたが(笑)
各々の想いを共有しました。

お互いの反応はどうだったか。。

明日に続きます。