「情報芸術学部(仮称)」構想が、文部科学省の「大学・高専機能強化支援事業」に選定されました。

 

”2026(令和8)年度の開設を目指す新学部「情報芸術学部(仮称)」計画が、6月26日に文部科学省が発表した令和6年度「大学・高専機能強化支援事業」に選定されました。これにより、国が創設した基金の支援を受けて、新学部の本格的な設置準備に入ります。
 

この支援事業は、デジタルやグリーンなどの成長分野における高度専門人材の育成に意欲のある大学と高等専門学校に対し、これら成長分野への学部転換等の改革に取り組めるように国が継続的に支援するものです。本学の申請が審査を経て採択されました。

本学が構想し、設置認可申請の準備を進める「情報芸術学部(仮称)」は、データサイエンス(情報科学)とメディアアート(芸術)両分野をかけ合わせた実践的教育を行う、文理融合による新しいコンセプトの理系(工学系)学部です。情報芸術学科1学科を予定し、東京都文京区大塚にある文京キャンパスでの開設を目指しています。新たな学問領域に挑戦する本学の新学部構想は、2002年度に開設したマネジメント学部以来となります。

情報テクノロジーや映像・音響制作、文化事業などを担う先端企業・団体とのインターンシップやPBL(問題解決型学習)といった産学連携教育に取り組む一方、サイエンスとアート両分野の基礎理論から、社会で活躍できる応用レベルの技能までを修学。AI(人工知能)を始めとする最新のテクノロジーを駆使して創造するサイエンスアートのクリエーターやプログラマーなどの人材輩出を目指します。”

 

詳しくはコチラを。

教養コースのコーディネーターを仰せつかりました。

 

概要は次の通りです。

 

テーマ:「アート・コミュニケーター講座 ~対話による鑑賞を通じて美術鑑賞の楽しさを共有しよう~
 

 今年度は、誰でも楽しめる「対話による鑑賞(対話型鑑賞)」を通じて、美術鑑賞の楽しみ方や、美術の知識について学びます。
 美術鑑賞を楽しみながら、観察力、思考力、コミュニケーション力などを深めることができます(全7回)。
 (会場:跡見学園女子大学 新座キャンパス)

※募集要項等についてはコチラ

 

プログラムは次の通りです。※詳しくはコチラ

 

日程 時間 講義内容 講師
1 9月28日 10:00~12:30

オリエンテーション

美術鑑賞入門/対話型鑑賞入門​

跡見学園女子大学 文学部 教授

栗田 秀法

2 10月12日 10:00~12:00

西洋伝統美術の楽しみ方/対話型鑑賞演習1

跡見学園女子大学 文学部 教授

栗田 秀法

3 10月19日 10:00~12:00

浮世絵の楽しみ方

東京国立博物館研究員

村瀬 可奈

4 11月9日 10:00~12:00

江戸時代絵画の楽しみ方

実践女子大学 文学部 教授

馬渕 美帆

5 11月16日 10:00~12:00 西洋近代美術の楽しみ方/対話型鑑賞演習2

跡見学園女子大学 文学部 教授

栗田 秀法

6 11月30日 10:00~12:00 日本近代美術の楽しみ方/対話型鑑賞演習3

跡見学園女子大学 文学部 教授

栗田 秀法

7 12月14日 10:00~12:30

グループワーク:対話型鑑賞を試してみよう

修了式

跡見学園女子大学 文学部 教授

栗田 秀法

 

 

 

くり太が所属している跡見学園女子大学・文学部・人文学科についてごく簡単に紹介しておきます。

 

現在文学部には次の3つの学科があります。

 人文学科 

 

 

 

 現代文化表現学科

 

 

 

 コミュニケーション文化学科

 

 

人文学科には7つの履修モデルがあり、それぞれにゼミが設置されています。

 日本文学:田恭代、美甲多、(小仲信孝)/ 山岡華菜

 日本史:谷川裕子、井慎一郎

 西洋史:田信一

 美術史:矢島新(日本)/持あずさ、栗田秀(西洋)

 国際教養:森まり子島雅彦

 総合文化:谷裕美子、香山はるの

 現代思想・社会:山伸弘

 

詳しくはコチラ

 

 

 

 

 

 

 

 

連載「現代版画の散歩道」第2回「内間安瑆」が公開されました。

 

コチラ

 

ご笑覧くださいませ。

 

現在、下記展覧会にも内間作品が展示されています。

 

【企画展】

ニューヨークを舞台にした日本人アーティストたち ―木村利三郎作《メトロポリス》を中心に 

2024年5月13日(月)~7月15日(月・祝)

早稲田大学 會津八一記念博物館

 

※連載第1回(加納光於)はコチラ

大学、文学部の新しいプロモーションビデオが公開されました!

 

#跡見学園女子大学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マネジメント学部、観光コミュニティ学部、心理学部のPVは公式チャンネルを。コチラ

 

オープンキャンパス等の予定はコチラ

 

3年生のゼミと4年生のゼミの合同で美術館見学に行ってきました。

8名の参加があり、充実した休日の午前を過ごせました。

 

見学先は現在ブランクーシ展が開催中のアーティゾン美術館

大学生も入場料が無料なので学生さんにやさしい美術館ですね。

 

最初に見学したのは西洋近現代美術のコレクションが展示されている5階の展示室。

冒頭にはブランクーシ展に合わせて、彫刻のコーナーが設けられていました。

列ごとに年代がゆるやかに新しくなる展示ですが、作品間の比較が容易になるような構成主義的な配置であったことは興味深いです。

 

  

 

  

 

 

絵画については4年生の皆さんに数点対話型鑑賞を行っていただきました。日頃の研鑽の成果が出たのでしょうか、3年生には新鮮で楽しい体験だったようです。そのあとで小生が展示構成の説明や簡単な作品解説を試みました。

その後は4階に移り、日本の近現代美術についてあらましを説明しながら、見学を進めました。

 

 

ここで2時間が経過したので中締めとし、6階のブランクーシ展は自由見学としました。

 

 

好評でしたので秋学期にも別の美術館での見学会を企画したいと思います。

「ギャラリーときの忘れもの」さんのブログにて

新連載「現代版画の散歩道」の第1回が公開されました。コチラ

 

第1回は敬愛する加納光於さんです。

 

 

担当ではありませんでしたが、古巣の愛知県美術館での回顧展「加納光於 「骨の鏡」あるいは色彩のミラージュ」(2000)の会場に毎日のように足を運べたのは、今考えると本当に貴重な日々でした。

 

拙稿「「狂暴と愛、有機物と無機物のふしぎな婚姻」が垣間見せる流動する世界の本源を見つめ続けて : 瀧口修造/加納光於《海燕のセミオティク》2019」

戦後の国際版画展黎明期の二つの版画展と日本の版画家たち

 

跡見学園女子大学では、

来年度からカリキュラムが強化され、

共通科目で、データサイエンスキャリアデザインの科目が充実します。

 

リニューアル!! 新しい教育プログラムがスタートします(令和7年度より)

 

 

以下関連記事です。

 

デジタル時代を生き抜くための、幅広い教養を身につける新カリキュラム

(跡見学園女子大学 理事長 跡見 裕氏)

 

文理融合の教育で「総合力」を 跡見学園・跡見裕理事長

 

デジタルパンフレット:跡見学園女子大学 2025