ぼくのかんがえた『ファンタジーゾーン3』 その1 - 「OPA-OPA!」 | Arcade Cabinet

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自作したゲームコントローラを紹介します


最近、ぼくのかんがえた『ファンタジーゾーン3』(小学生2年生の男の子が書いた)記事を読んで、ゲームプログラマーになりたかった小学生の頃の自分を思い出しました。
年をとると、クリエイティブな発想は次第になくなり、過去の記憶と経験の範囲から抜け出せなくなります。子供ってすごいですね!!

この絵を描いた男の子のお父さんと相談し、みんなで協力し、男の子の考えた『ファンタジーゾーン3』を実現させることを目標に頑張ることにしました。

大体の企画です。
1、解像度はセガのシステム16基板に準じて320x224ドット
2、サウンドはFM音源、可能ならYamaha YM2151と同等な音源を使用
3、ファンタジーゾーンオマージュ作品ということで、キャラクタやサウンドはすべてオリジナルで製作 タイトルは「Fantastic Zone 3」になるかも?
4、完成すれば、一般公開
5、プラットホームはWindows OS (本当はメガドライブでプログラミングしたいけど、技術がまだまだ)
6、製作期間:半年

<役割分担>
男の子:ストーリー製作、キャラクタ製作、ゲーム内容、世界観などの設定
男の子のお父さん:キャラクタグラフィック製作、サウンド製作のアドバイス、テストプレイにてゲームバランスの調節
友人K:キャラクタグラフィック製作、プロジェクトの監修
Hidecade:プログラミング、キャラクタグラフィック製作、サウンド製作
*現時点での役割分担は、まだ本人の了承も得ず、勝手な妄想です。



音楽はすべてFM音源で製作したいと思います。ただ、FM音源の音色エディットは苦手で、手元には古いDX-7IIしかありません。
色々調べた結果、iPadでYM2151を再現できるアプリ「iYM2151」を購入しました。
このアプリは音がとても良く、このソフトだけで1曲完成できるほどすごいのですが、独特なインターフェイスにかなり苦戦。5日間ぐらいは頑張ったのですが、自分にはこのアプリを習得するだけで半年ぐらいかかりそうな印象でした。実はステップ入力がとても苦手です。


そこでiPadではなく、PCでのDTM環境を整えるため、YAMAHA MX49を購入。
シーケンサー(SteinbergのCubase AI)が付属しています。
一番の目的は、VSTi対応のソフト音源を使うことです。ネットには、フリーで公開されているFM音源がいくつかあります。
その中でもYM2151をエミュレートした、VOPMを使ってみることにしました。



まず、ファンタジーゾーンの世界観を理解するために、名曲「OPA-OPA!」を耳コピーしてみました。フレーズが速くなかなか細かいところまで聞き取れなかったので再現性はイマイチですが、全てFM音源(VOPM)で作りました。
Cubaseの使用は初めてだったので、本日の休日丸1日を費やしました。
リアリタイムで弾いて、後からシーケンサーで微調整を繰り返すやり方で行いました。
ベースとメロディーが絶妙に絡み合っています。いい曲ですね。
こんな曲が自分には作れるのか?(ちなみにおっさんになってからクラシックピアノを習っていますが、作曲の勉強はゼロです。)


次にキャラクタグラフィックの製作です。
「オパオパ」ではなく「パオパオ」です。

前線基地や、キングスタンパロン( スタンパロンの改良型)も試作してみました。
我ながらセンス悪い・・・。
これから、長い修行が続きそうです。



疲れたので、手持ちのオリジナル基板でプレイ。