タテ割り完全分離型2世帯住宅誕生秘話-06 | 極め設計職人のJAZZな家造り

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自邸は、ツ-バイのタテ割り完全分離の2世帯住宅です。

まだツ-バイも完全分離の2世帯も、ましてタテ割りの完全分離に
いたっては、とても珍しい時代です。

2世帯住宅というのは、土地を買う金はないが庭付き1戸建て
住みたいという子世帯と、老朽化して建替え時期を迎えている、
もしくはとっくにその時期を過ぎている親世帯が存在することで
実現に向かって動き出します。

親世帯に家を建替えたいという気持ちがあっても、当時は
60歳を越えると長期住宅ロ-ンを組めなかったのです。

したがって、自己資本によって建替えるという選択は、これから
どんな病気になり治療費が必要になるかもしれない訳ですので、
庶民的感覚ではありえないことです。

老後、イザという時の現金があることはとても大事なことです。
多少家にガタがきていても、とりあえずは建っているし、
今の家で暮らせないことはないのですから…、
そんなお金があるなら、月に1度温泉旅行に行った方が良い
ということになります。

ところが、2世帯住宅にすると長期の親子ロ-ンを組むことができ、
毎月返済額も、年金の中から支払えて、貯金も温存できることになります。

万一子世帯の名義人が不慮の死を迎えた時、保険で
ロ-ンも消滅するので親世帯の返済リスクは極めて少ないのです。

結果…親世帯にしてみれば、家は新しくなるしバリアフリ-にもなるし、
子世帯が隣接するわけですので、病気のときはケアを受けることが
できますし、孫と毎日接することができることになります。

連れ合いに先立たれても、子世帯がそばに存在していますので
独り暮らしにはなりません。

食事だって、いっしょに作って貰えるかもしれません。
(もちろん、食費は出してのことですが・・・。)

恐らく、2世帯住宅を建てることによって、
老後の生活の不安の多くが解消されることになります。

親世帯の土地を提供するといっても、死ねばどうせ子世帯に相続されるのだし…
問題はロ-ンの返済負担の問題で、老後の家計を圧迫する返済額かどうかだけ
となります。

ちなみに親世帯の毎月返済額はボ-ナスとかなしで、約4万円です。
(もちろん、自己資本は400万円くらいは出していたと記憶しています。)

4万円毎月払うことで家が新築になり、一人娘が隣に住み孫と遊ぶことができ、
老後のケアもされ食事だって、手分けして作れば手間も半分になるわけで…。

親世帯は2世帯住宅にすることで
実に多くのものを得ることになります。

親世帯にとってこんなボロイ家造りはありません。



では、子世帯はどうか
・・・続く