住まいづくり、現場ではデザインの「カタチ」と、その「理由」が見えてきます。
現場での仕事が進むにつれて・・・・・・。
今回もそういう場所がたくさんあります。
ひとつの家の中も外も・・・要素を重ねて
生まれるデザインの「カタチ」と「価値」。
二次元ではなく三次元としての「空間」を利用して、
一つのデザインが重なってまた別の意味での
シーンを生み出すデザインとして。
見え方や重ね方・・・・・見える位置から
そのデザインのカタチから生まれるものに変化も。
階段部分の壁に計画した和の空間を・・・・「吉野窓」をイメージした
「サークル状」・・・・丸窓としての
空間を切り取った隙間スリット。
ガラスや障子・・・その他の素材などは設けずに「壁に穴」を設けています。
その「穴」を通じて、
空間のその向こう側へ設けている「階段の手すり」が
デザインとして生きるように・・・・・。
単純に穴を壁に開ける事によって生まれる次のシーンへのデザイン。
穴の部分にイロイロなデザインをしてしまうと、
そのすっきりとした「手すりのデザイン」が生きてこない部分。
スッキリとさせることで生まれる「デザインの重ね方」の価値。
空間が生み出す魅力の部分ですよ・・・・。
光と影が織り成す空間の魅力のように、
その一つの素材だけを見るのではなくて、
そのデザインを個々に行い、設計することで
空間全体にどのような「デザインの効果」が生まれるのかを
計算しておくことは大切です・・・・・。
空気をデザインするように、
思考をロジカルに、ラテラルに整理する仕事の「カタチ」。
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建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」
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