親族間売買 | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ

親族間売買と親子間売買について

親が所有する不動産を親族、主に子供が買い取ることを親族間売買や親子間売買と言います。

親がローンの返済が困難になってしまったが、どうしても手放したくない場合に用いられる特殊な取引形態です。この取引の最大のメリットは、新たにローンを組むことで返済期間が大幅に延長されるため、月額の返済額が非常に低くなることで返済が負担にならないことです。

高齢者が同居している場合、引越しでの身体的負担を掛けることを回避できます。


デメリットは、親のために住宅ローンを組んでしまうとそれが完済するまで自らが所有する目的で新たにマイホームを購入することができません。

親族間売買について一般の金融機関は融資を認めませんので、専門の金融機関で一旦購入し、その後しばらく経過した後に借り換えをする方法が一般的な取引方法となっております。