朝、子の通院の途上、裁判所を通り過ぎたからか

 

「裁判所、って何するところなの?」

ん?いい質問だな、何て答えようか、と考え、何とか回答すると、

「じゃあ、裁判官って警察官がなるの?」

「いや、違うよ。裁判官は警察官から独立しているから。だって例えば・・・」

と話はえん罪事件のこととか司法権の独立のこととか、広がる。しまった、脱線しすぎか。

「でも警察官も裁判官も公務員ということでは同じだよ。じゃあクイズ。今から行く病院の先生は公務員か民間人か?(非公務員のことをうまく表す言葉が浮かばなかった(^-^;」

「はい、あそこの車屋さんはどっちだ?」

「じゃあ、JRの職員はどっちだ?」

「でも少し?前まで、JRの社員はいわば公務員だったんだよ。なんで民間になったか分かる?」

珍しく子がまじめ?な会話をしたな、と意外に思ったことのある皆さんこんにちは、

もうちょっとうまく答えなければいけないとこトン、です。

 

 

さて、明日こそ仕事を頑張るぞ、と思うも、良い天気は今日まで。明日は雨予報。半ばあきらめているのか、一生懸命ブログを書いている。

(そんなことしてる場合かー、雨降らなかったら仕事できるんだぞ)

(はい、その通り。急いで書いて、寝ますので)

 

昨日、現場に職員が来た際の会話。

「とこトンさんとしてはだいたいいつ頃にこの現場終わりそうですか?5月中にはなんとかメドたちそうですか?」

 

え?何を言っているの?1町歩あるのに。まだ1本も伐倒できていないのに(胸をはれることではないが。せっせと、作業道入れの際に伐られた支障木を搬出している段階(^-^;)

 

「じゃあ、逆に質問ですが、この現場の見込み搬出材積はいかほどですか?」と聞いてみる。見込みの材積が分かれば、それを1日の平均搬出材積で割れば、作業日数が算出される、はず。

 

見込み搬出材積 ÷ 1日あたり搬出材積 = 作業日数

 

となるはず。

 

となると、1日あたりの搬出材積はいかほどか。

 

 

 

 
 
まずは、この林内車、にどれくらい積んでいるのか、私は。ちょっとビビりも入っていることもあり、8割くらいしか積んでいない。
 
計算は末口2乗法で。(最小径の2乗×長さ=材積)
 

例えば最小径14㎝、長さ4mの丸太の場合は

 

0.14×0.14×4=0.078

 

上の写真のケースでは13センチから22センチまでの7本の丸太があり、計算して合計したら、約0.87リュウベ(立方メートル)でした。

 

もう1台、試しに測ってみたら、だいたい同じくらい。

ということは、今のところ、私の1台の量はやはり8掛けで考えたら間違いないのでは。

 

林内車1台(1リュウベ) × 0.8 = 私の1台あたりの搬出材積

 

1日に平均5台、出せるとすると、4リュウベ!

 

1か月に雨の日や休日を除いて、だいたい20日作業すると考えたら、

 

4リュウベ × 20日 =80リュウベ 

 

それくらい、できたら、いいな。

ユンボも入れたのだから。経費もかかってるし。(月末がこわい)

 
 
 
 
道幅が広いところでは、このようにユンボで積み込みができる。
ゆっくり慎重に。
でも狭いところや立木にあたるところでは、フォーククローでは無理、で、林内車のウィンチで1本1本積まなくてはいけない、ということも分かってきた。
(どうしてもウィンチに苦手意識があって(^-^;)、もうユンボ、借りてきました次第)
 
 
 
 
上の土場。下の土場と合わせて、これなら、トラックを呼んでもいいだろう、と思って、電話したら、今日運んでくれたとのこと、です。3tトラックで2台。いつも1台で5リュウベ弱くらい積む、という人なので(ん、過積載ではないのか⁈)。
 
約8リュウベは市場に出荷されたということにして。
 

さりげなく、初出荷、です。(子の付き添いと自分の通院で休んでいたのが悔やまれますが)

 

次の市は25日とのこと。そうしたら、この出荷した分がお金に換わる仕組み、だそうです。
 
1リュウベあたり、仮に4500円、とすると、
4500円 × 8リュウベ =36000円(今日の出荷分)。
 
1日に5台出せれば、4500 × 4リュウベ(つまり5台×0.8) = 18000円
 
1か月に20日、1日5台、出せれば、
 
20日 × 4リュウベ(5台×0.8)=80リュウベ
 
お金に換えたら、 4500円 × 80リュウベ = 36万円 となる。
 
ここから、ユンボのリース代や燃料、自分の機械やチェンソーの燃料、償却分、道具代、などを差し引いて、あと、社会保険料などを差し引いて、手取り、となる、はず。
 
まず、1日5台、を目指そう。慣れてきたら6台、とか。
 
 
 
 

造材の過程で、端は切るので、それを持って帰ればいいことに思い出した(今まで)島にいたので持ち帰ることができなかった(^-^;。

 

実家は薪風呂で。

 

こういうの、いいですよね。現場で不要になったものだが、持ち帰れば立派な役割を果たす。

一石二鳥のサイクル。

そこにも惹かれて林業を志した、のでした。あのころ。