浅田選手はジャンプこそうまくいきませんでしたが、ほかの演技はなかなか素晴らしい内容でした。
特にこのエキシビションは絶品です。成長した面もあるかもしれませんが、それより曲が浅田選手に良く合っているのです。やはり昨年の曲はあっていなかった。もしこのような曲をオリンピックで使っていたらと残念です。これならばキムヨナ選手に充分対抗できたのにと悔やまれます。
浅田選手には軽やかなピアノ曲がぴったりです。以前月の光という曲を使っていましたが、イメージにぴったりで、浅田選手は月のイメージです。後はジャンプをきっちり決められるようになればこれは無敵です。
昨シーズンもグランプリシリーズはだめでしたが、オリンピックには何とか間に合わせました。これから全日本までにまだ時間があります。きっと世界選手権は素晴らしい演技を見せてくれるでしょう。

グランプリシリーズも終わりました。ファイナルに日本選手たちが6人も入るという素晴らしい成績を上げることができました。

その中にジュニアから上がった村上佳奈子選手も見事に入り、今後がとても楽しみになりました。

そのほかのジュニアからの昇格組みが以外に大健闘をし、ファイナルにこそ進めませんでしたが、好成績を挙げました。

まだ初シニアで緊張のため硬くなったり、表彰台が見えてきて意識してしまったり、演技時間が長くなったため疲れてしまったり等は有ったかもしれませんが、そんなことは次には克服できるでしょうから、今後かなりやれると自信を持ったに違いありません。私もジュニア上がりの選手たちがここまで力をつけてきたとは予想していませんでした。

現在中心となっている選手たちが引退したときに、フィギュア大国が揺らぐことも考えていましたから、とてもうれしく安心しました。

本当はスポーツの世界は力の有る若い選手が出てきて、ベテラン選手を追い越し、引退に追い込まれるというのが理想的で、それがアスリートの宿命なのです。ベテラン選手がいつまでも出ているというのは、新陳代謝が起きていないということですから、若い選手は遠慮なく追い落としてください。

別に村主選手を言っているわけではないですが、この後の全日本が村主選手の分岐点になってくるかもしれません。ここで上位に入らないと活躍の場がなくなってしまいます。


小塚選手圧勝でファイナルを決めました。ここは3位にはいればよかったのですが、そんな守りのスケートではなく、攻めの演技で見事に掴み取った素晴らしいできでした。

4Tこそ完全とは行きませんでしたが、後は完璧といってもよいでしょう。本当に小塚選手は進化しました。今後は高橋選手や織田選手を抜くときが来たようです。いつまでも3番手に甘んじてはいられません。ファイナルでは日本選手同士の順位争いに注目です。

女子はまだ演技を見ていませんが、浅田真央選手は転倒こそなかったようですが、ジャンプがあまり決まらなかったようです。またPCSも低く抑えられています。自信を取り戻すまでもう少し時間がかかるようです。

今井遥選手もショート3位となり、かなり硬くなったようです。採点を見ますと各ジャンプがほとんどマイナスが付き、自分の演技ができなかったようです。しかしショートを見ますと勢いがあり、この次はきっと良い演技を見せてくれるでしょう。ショート3位は自信になったと思います。まだこれからの選手ですから今後が楽しみです。

これで日本選手は男女とも3人づつファイナルを決めました。ペアも期待していたのですが、残念ながらわずかに及ばなかったようですが、6人出場は画期的です。後は何人表彰台にあがるか、男女とも頂点に立てるかが興味の中心となります。是非1~3位を男女共に取ってください。

ファイナルをかけて最後の大会です。

男子、小塚選手は1位と好調な滑り出しでした。まず4位以下ということはないでしょう。何せ3度もこけた人が2位になるのですから。小塚選手もフリーで3度くらいこけても3位ぐらいには入るでしょう。前回2位のブランドンロムズ選手が仮に上位となっても、3,2位のジェレミーアボット選手を上回れば確定です。

しかしそんな心配はする必要はありません。堂々と1位で出場を決めることでしょう。

女子はキーラコルビ選手が1位ですが、この人も1位をとり、シズニー選手が4位以下になればまだ可能性があります。2位の長洲未来選手にも同じ条件が当てはまります。しかし長洲選手はどうもフリーを苦手としているようです。ちょっとスタミナ不足でしょうか。

今井遥選手も3位と大健闘で、前回5位でしたから可能性はゼロではありませんが、日本選手がファイナル4人などと、それは欲張りすぎというものでしょう。

しかし今井選手の演技がシニアで充分通用することを証明できました。ここはひとつでも良い順位を確保して、今後今井遥がいるということを、ジャッジやフィギュア関係者にアピールしておきたいところです。この世界の得点は名前で左右されるようです。無名の選手がどんなに良い演技をしても点は出ませんが、実績のある選手なら3度も4度もこけても、ぼろぼろの演技であっても、それなりの点が出ます。名前を売り込むことが大事です。

浅田真央選手はやはり出遅れです。あせることはありません。練習ではかなり出来ているようですから、後は精神的なものでしょう。しかし全日本では3位ぐらいには入らないといけません。まさか特例で世界選手権派遣などと言い出す人がいてはこの世は闇です。

村主選手、現在5位ですが、今後スケートを続けてゆくには3位ぐらいには入っておきたいところです。がんばってください。

浅田真央選手は、フランス大会で1位をとってもファイナルは不可能ですが、かといって前回と同じというわけにもいきません。

ニュースなどを見ますと、かなりジャンプは復調して来ているようです。

要するにジャンプだけが問題で、ほかの要素は問題なかったわけですから、ジャンプが復調してくれば、かなりの成績が期待できます。

ライバルはアリッサシズニー選手でしょうが、キーラコルビ選手、シンシアファヌーフ選手も実力者ではあります。

いずれにしても浅田真央選手がそこそこジャンプが飛べれば、楽に勝てる相手です。結果を気にせず練習のつもりで気楽に戦ってほしいと思います。

他の日本選手は今井遥選手が前大会は大健闘でしたが、ここである程度の成績を出せれば本物で、今後がとても楽しみになります。

村主章枝選手は前回ぼろぼろで、村主選手もこれまでかと思わせましたが、このまま終わるわけにはいかないでしょう。今後もスケートを続けられるか正念場のような気がします。

日本の3選手は今後を占う重要な大会になるのかもしれません。健闘を期待しています。