今日の地方紙に、村上佳奈子選手の全日本優勝を期待の記事が大きく載っていました。(共同通信配信か)

やたらと過剰な期待を煽り立てるようなことは、私たちフィギュアスケートファンとしては、苦々しい限りです。村上選手は確かに将来を期待はしていますが、あわてることはありません。じっくりと階段を登るように育っていってほしいと思っています。

今回の全日本にしても、3位内には入れなくてもそれでもよいと思います。まだ来年でも遅くはありません。どうしても浅田真央選手の16歳の頃と比べて、過剰な期待をしがちですが、やはり浅田選手は天才で、村上選手に同じことを求めても、期待しすぎのような気がします。もちろんうまくいけば優勝も絶対無いとは言いませんが、4位以下になったからといって期待はずれのように言われたり、攻められるようなことがあってはなりません。

村上選手の年頃は怖いもの知らずで、又少女の体ですから、案外身軽で思うように体が動いていますが、大人への体形の変化が訪れ、女子選手の大きな壁にぶつかるときが遠からず来るかもしれません。日本の選手に限らず、アメリカの若手選手たちもつまずいている選手たちは多いです。

村上選手の人気が大きくなることは、フィギュアスケートにはよいことですが、けして過剰な期待のし過ぎで選手をつぶすようなことがあってはなりません。そっと見守るなどということは無理かもしれませんが、今回どのような成績であっても、必ず日本女子を背負う日が来るのは間違いありません。長い目で見守ってゆきたいものです。

いよいよ全日本選手権が始まります。男女32人ずつの出場者は次の通りです。


http://www.skatingjapan.jp/  エントリー、リザルト専用のURLはないようです




全日本はシニア、ジュニア等の垣根がなく、文字通りの日本一を決める大会です。ジュニアの選手も自分が国内でどの位置にいるか確かめる、良い機会です。村上佳奈子選手や、羽生結弦選手のように、シニアに上がるや大活躍ですから、ジュニアの選手たちにもよい刺激になったことでしょう。

一方シニアのトップクラスの選手たちは世界選手権や、4大陸に派遣される選手を決める場で、それが世界ランキングに影響してきますから、絶対負けられない大会となります。

どうしても今年の大会の注目は浅田真央選手のできですが、ニュースなどを見ても、スケート連盟は特別扱いはしないといっています。

私もそれは当然のことだと思いますが、グランプリファイナルには出場できませんでしたが、世界ランキングは上位にいますから、全日本は3位に入りさえすれば問題なく選ばれるでしょう。

連盟にしても、もし浅田選手が外れるようなことになれば、大きな痛手になることは間違いないでしょう。放送局や、スポンサーなどへの影響も大きいでしょう。村上選手も人気が大きくなりましたが、まだこれからです。

しかしあくまでもアマチュアスポーツ?ですから、結果は厳格に受け止めるのは当然で、影響を考慮するようなことがあってはなりません。

話は変わりますが、連盟は全日本出場者から15000円の出場料を取るのですね。ほかのどの競技でもとっているようですから、当然といえばそうかもしれません。

しかし高い入場料や、放送権料、広告料などかなりの収入があるようですから、少し考慮してもよいような気がします。スケート連盟もフィギュアスケートでは大いに潤っているでしょうが、スケートとして一体化して、スピードスケートなどに浪費しないでもらいたいものです。スピードスケート世界大会などを見ますと、予選もろくに通過できないような選手を大量に派遣しているように感じます。

フィギュアスケートはお金のかかる競技といわれますが、ほとんど経費は自分持ちだそうですが、もう少しフィギュア選手に配慮してもよいのではないでしょうか。

今年も押し詰まってきましが、年末といえば紅白。いやフィギュアスケート全日本選手権です。

世界選手権出場を賭けた上位の選手。次のオリンピックを目指し少しでも順位を上げて置きたい若い選手達。最後の追い込みの練習をしているところでしょう。

男女とも3枠がありますが、男子は今のところ上位3人は力に開きがあり、よほどの波乱がない限り安泰かと思われます。

しかし、女子は村上佳奈子選手が予想以上に力をつけてきていることから、予断を許せません。

まず、本来なら1枠が指定席であるはずの浅田真央選手がグランプリファイナルに進めず、全日本も不調を引きずっていたら、落選もありうることです。

ファイナルの順位も村上、鈴木、安藤の順で、予想を大きく狂わせました。全日本の順位はどのようになるのかわからなくなってきました。

仮に力通り浅田、安藤の順なら、鈴木選手の位置は村上選手に脅かされそうです。ファイナルも加味されますから、3位に入った村上選手より絶対上位に行かなければなりません。昨年は。何とか中野友香里さんを振り切りましたが、今年は逆になり、苦しい立場です。

村主章枝選手もいますが、この全日本で3位ぐらいに入ることができなければ、選手生活の見切り時かもしれません。最後の大舞台のつもりで気迫の入った演技を期待します。最近の村主さんは、ちょっと淡白な気がします。

グランプリファイナルと同じ日程でゴールデンスピン杯が行われました。


http://www.croskate.hr/media/cms//GSp10A/CAT089RS.HTM


女子に出場した友滝佳子選手が2位になりました。

中堅の選手は多いですが、さて友滝選手という選手がいたっけ?と調べてみたら、強化選手Bの選手です。


http://skatingjapan.or.jp/national/detail.php?athlete_id=215


マイナーな大会とはいえ、国際大会です。それなりのレベルはあります。鈴木明子選手もこのような大会に勝ち、一気にオリンピック入賞まで成し遂げました。

レベルが高く底辺の広い日本選手は、このような大会では強化選手であったら上位はまず逃さないのかもしれません。

友滝選手はまだ若い選手ですが、これを自信にして伸びて行ってほしいものです。この後の全日本でどこに入るのか、注目してみたいと思います。



男子は優勝こそ逸しましたが、2,3,4位と素晴らしい成績を挙げることができました。

それにしてもパトリックチャン選手、まあまあの出来ではありましたが、面白いほど高得点が出ます。どこにその得点源があるのか私には良くわかりません。

やはり女子同様大柄な選手に高得点ということでしょうか。確かに日本の小さな選手が男女とも3人ずつも出てくれば、小柄なことは有利なのだからと、大きな選手に高得点を出そうというのもわからないこともありません。

日本も荒川選手のように比較的大柄な選手もいてほしいのですが。特に男子選手は皆小柄で、私自身ももう少し大きな選手も出て来てほしい気がします。


織田信成選手はシリーズを通じてとても安定していました。高橋選手や小塚選手の前評判がよかっただけに、本人もうれしいことでしょう。自信も付いたと思います。今後の国内選手同士のトップ争いも激烈になりそうです。


小塚崇彦選手は今シーズン力をつけました。もういつ世界の頂点をとっても驚きません。小塚選手の欠点のちょっと気弱なところが自信に変われば、もっとアピールできる演技になると思います。


高橋大輔選手は戦前は優勝候補の1番手でしたが、やや体調不良であったようです。そして調子もやや下り気味にあったのかもしれません。しかし高橋選手の実力はこんなものではないことはいうまでもありません。世界選手権には見事に復活してくるでしょう。