1月1日の朝、人々はわざわざ休みの日に海や山に集い、

ぎゅうぎゅうの人込みの中、重たい眼を擦り、

冷えた耳や頬の痛みを感じながら、

 

その年はじめての日の出を待つ。

 

日が昇り始めてからは太陽に向かって手を合わせる人もいれば、

動画を回して登りきるまでの記録を取ったり、それを背景に写真を撮る人もいる。

 

その光景を少し遠くから見て。もう少し遠くから見て。

 

ちょと、へんてこ。

 

年の初めにみる日の出、太陽がなぜ特別めでたいのか。

 

日が登り、沈む時間帯は日によって違えど、太陽は毎日登る。

今のところ。

 

何が言いたいかって。

 

取っ手付けたようにイベント化して太陽拝むんやったら

毎日朝が来ることに感謝すればいいのでは?

 

ということ。

 

私は正月は寝坊が醍醐味、早起きもったいない。

 

毎日、毎日、起きた時に朝が来てて良かったって思う。

それだけでめでたい。感謝。

 

だからイベントとして楽しむのはいいけど、

日頃の小さなことへの感謝の方が大事かなって思った。

 

否定はしてない。

 

ただ、ひとりごと。

では、明日の朝日に備えて。