毎月、厚生労働省が発表している『人口動態統計』を見に行っている。何人産まれて何人死んで、結婚離婚の件数とかの統計資料。ホームページから誰でも確認できるやつです。

ただただ、数字が並んでいるのを
ただただ、増えたな減ったなと見ている。
たくさん産まれたんだな。とか。
たくさん死んだんだな。とか。
去年より離婚減ったんだな。とか。
へぇ3月って毎年離婚件数多いんだ。とか。

数字。ただの数字。数の羅列。

でも。

「1」は。
その「1」の中には。

見えないんだけど。
でも必ず。絶対。
感情、体温、物語があるはずで。

ベッドに横たわる人、
その手を握る人、
看護師さんお医者さん、
涙、笑顔、怒り、悲しみ、喜び、
すれ違いとか偶然とか、

想像しかできないけど。
見えないけど。

「1」は「1」でしかないけど、
見えないだけで
いろんな、いろんな、
いろんな情報を含んでる、って。

時々は、
いろんな情報を知っている「1」もあって。

おめでとう、とか
このたびは…、とか
直接私から言える「1」もあって、

あぁこのなかに、あの「1」があるのかって
そういうのは、
しみじみと噛み締めてしまう。