来月の末に四十九日を迎えます。


はっきりとした死亡日がわからないので、あくまでも


発見された日を基準としているのですが・・・。



今まで、四十九日、四十九日と祖父母のときなんかも


よく聞いていたものですが、実はなんとなくしかわかってませんでした。


あの世へ旅立つ・・・って感じくらいの認識で。



いろいろと調べて、まぁいろいろな考え方はあるようですが、


確かにあの世へ旅立つときではあるようですね。



それと、残された遺族にとって、気持ちを整理するする大切な


時間でもあるのだな・・・と今とても感じています。



よく、あまりにも故人に対して思いを強くしすぎると、故人が


行くべきところへ旅立てない・・・と聞きますよね。



なので、故人のためにも行くべき場所へ行ってもらうためには、


遺族が四十九日掛けて、「もう大丈夫だよ!心配しないで


あの世へ行ってね」と思わせられるようにならないといけないんですよね。



そのためにもこの時間を要するのでしょうね。


もちろん、亡くなった本人もでしょうが・・・



私も、この時間までに気持ちを落ち着かせ、父に心配させずに


あの世へ旅立ってもらえるようにならなきゃと思っています。


特に心配性だった父なので、私もしっかりしなきゃ!と思います。



そして、あの世で亡くなった祖父母だったり、兄弟だったり、友人だったりが


お迎えに来て、再会できるようにしてあげないとですね。



今回、父の葬儀に際して、父の兄弟が本当に助けてくれました。


満足に葬儀もあげられないほどだった私たちのためにと、通常では


ありえないほどの香典を包んでくれました。


質素ながらも、その香典で出来る範囲で葬儀をやりましょうと


なったのですが、私たちだけだったらここまではしてあげられなかった


葬儀でした。


けど、ここまで助けてくれたのは、やはり父の存在だったと思います。


単純に私たちが気の毒だったのではなく、父に対しての思いがあった


からこそだと思うのです。


父の人徳だと思います。


だから、私たち娘は、この父の兄弟をはじめとする親類に感謝し、


ここまで質素ながらも立派な葬儀をさせてくれたことを一生忘れぬように


しなければと思っております。


そのほかにも、父が生前最後までお世話になっていた方がいらした


ようなので、本当にそのような方々に支えられていたことにも感謝して


行かねばと思っております。


そして、父にも心配かけずに、しっかりと皆に感謝の心を持ちながら


これから生きていきますので、お父さんも安心して成仏してください!


と四十九日までに思わせられるように、この期間を過ごして行きたいと


思います。



本当にこの父の死を通して、どれだけ私は周りに助けられているか


痛感しましたし、父が生前これだけの方々に愛されていたのだと


改めてわかりました。



これからは、この方々に、そして父に恩返しできるように


しっかりと生きて行きたいと思います。


そして、ブログを通じて、父にお悔やみの言葉をかけてくださった


皆様にも感謝いたします。