プロジェクトX グラコン版2 | バイオリンの先生の日記帳

プロジェクトX グラコン版2

さてさて、今年は運命共同体のみよこ先生とともに、副委員長をすることになりました。

副委員長はこれで4回目で、みよこ先生とのタッグは3回目です。
この組み合わせは私の中ではベストです。
グラコンは大きく分けて、演目を実行し最後まで進行させるために動く部門(内回り)と、物品、チケットの販売、VIPの対応、当日の受付・客席の管理などの部門(外回り)にわかれて運営します。

みよこ先生は外回りのエキスパートなので、内回り専門の私とあわせると、グラコン運営をほぼ全方位的にカバーできるからです。そしてお互い比較的??細かいことは気にならずにアバウトなので、仕事が合うのです。

実質的な運営は副委員長が行いますが、委員長はその年のコンサートの顔でありカラーであり、スポークスマンでもあります。
委員長が日ごろの呼びかけにより、当日の働き手になる400人を越す一般指導者のモチベーションをどれだけ上げてくれるかによって、大会の行方が決まります。
というのは深刻なスタッフの高齢化と人手不足で、浮いている人間が一人もなく、全員求められる2倍以上の働きをしていただかなくてはコンサートが成立しないからです。

今年の委員長はふみお先生です。
先生は穏やかで優しくて、だま~っている方ですが、スズキの教室がなかった宇都宮にゼロから支部を立ち上げ、いまやたくさんの先生方を有する200人以上の大所帯にしたという、男らしい一面も持つ方です。

私の今年の目標は「次の世代につなげる委員会の組織作り」と「若い世代の育成」です。
若手は全員グラコンやるべきですね。
私は22歳で初めて委員会に入ったときは、信じられないくらい使えなかったですが(ホントに今でも穴があったら入りたいです・・・)、今やずいぶん大人になりました。
それもこれもグラコンのおかげです。

グラコン運営には色々問題点がありますが、今までのことを否定するということではなく、ただ「これじゃダメじゃん?!」と分かっているところは、どんどん変えていけばいいのです。

そして、鈴木先生に頼り切っていたために、失ったとたん組織が迷える子羊軍団になってしまった社団・・・とくに若手の育成がうまくいってません。

グラコン運営でいいプロジェクトチームを作って、若手を育てて、たった20人でもモデルになるようないい組織ができればいいな。
若手パワーのグラコン運営でできることは、大御所軍団の社団運営でもできるはずでしょ?

さてさて、コンサートは2011年3月29日開催だそうです。
私も皆さんの応援をうけて、コンサートが無事終わる瞬間まではファイターメラメラになるべく腹をくくりましたよ(笑)