今日の修善寺温泉は、晴れ時々曇り。

 

昨日ほどではありませんが、日中は気温も高くなっています。

 

ただ、今日もさわやかな風が吹いている修善寺温泉です。

 

 

さて、昨日ご覧いただいた

 

文化勲章受章者 吉住小三郎さんからの手紙の読み下しです。

 

 

前略 先頃御地滞在中は御多忙の 内を度々御訪ね下され尚出立の折は

御心入れの品まで頂戴仕り重ね重ね御厚 意の程深く御礼申上げ候

道中障りなく帰京仕り其後もお蔭を以て日増に経過宜しく此分にて怠ら

ず養生いたせば遠からず全快いたす

べくと被存候(ぞんぜられそうろう) 間 乍憚(はばかりながら) 御安心の程 願

上候

先は不取敢(とりあえず) 右御礼まで 

                               早々

四月十八日

                  吉住小三郎

新井御主人様

 


大正15年の4月中旬に新井旅館御投宿だった吉住小三郎さん。

 

滞在中は、相原寛太郎が何度も部屋へ遊びに行かれたのでしょう。

 

帰りにはお土産も頂き、「重ねて御礼いたします。」と書かれています。

 

体調を悪くしての温泉療養だったようで、「家に着き日々の経過も良い」

 

「日々怠らず養生すれば早晩全快するかと思いますのでご安心を」

 

と続いています。

 

昨日のブログの中で、

 

2018年5月19日の日記「安田靫彦画伯からの手紙の読み下し」をリンクしてみました。

 

大正15年5月1日にいただいた安田靫彦画伯からの手紙には、

 

「研精会おいでの由 吉住氏の芸嘸かし立派になられし事と・・・」

 

と綴られています。

 

 

日程的に考えると、

 

大正15年5月頃に、吉住氏自身の長唄の会「研精会」開催があったのかと思います。

 

その「研精会」を前に、体調を整えるべく新井旅館でのんびりされたのかと思います。

 

そして体調をなんとか取り戻して「研精会」を開いたのかもしれません。

 

いくつかの手紙が重なり、90年ほど前の出来事を想像させてくれます。

 

 

そんな資料がたくさん保存されている新井旅館。

 

只今ほかの手紙も読み下し中ですので、順次ご覧にいれます。

 

 

 

 

 

 

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