サッカーも終わったことだし、税務会計のブログを再開しましょう。
.
会計とは、こんなもの。
簿記一級や税理士試験では、こう覚えさせられます。
「会計の目的は、利害関係者に判断を誤らせないように報告をすること。
利害関係者とは、出資者、債権者、銀行、税務署、仕入先、得意先、従業員などなど、
取引のある人々のことをいう。」
はい、そのとおり。
.
そして、会計の勉強がムツカシクなる理由として、
「現代の会計は、継続企業を前提に人為的な会計期間を導入して行われている。」
そう、会社というのは、今後10年・20年と商売を続けていこうという人が作るもの。
という前提で仕組みが作られているんです。
.
ここで疑問があります。
○利害関係者がいない場合は、どうなるの
○赤字続きで、もう閉じようとしている会社の場合は、どうなるの
.
会計学の授業で、こんなことを質問すると、きっと教授に
「そんな会社は問題外じゃ」と、言われそう。
でもね、税理士の仕事って(件数ベースで)、そんなお客さんがメインなんですよ。
.
○一人株式会社で、そもそも、報告する相手がいない。
○売上が停滞していて、いつまで続けられるか解らない。
そんな「問題外じゃ」といわれそうな会社は、沢山あります。
.
そんな会社向けの仕組みを一から考える、それは学者やお役人にはできないこと。
お客様に近い立場にある、税理士の役目かな。
そんな想いを持って、ブログを再開します。
(目標は、毎週更新!)