新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令及び延長に伴い、現在、5月定期健診の患者様に対するリコールはがきの発送を見合わせております。

状況を考慮しつつ、できれば5月末から6月はじめには発送したいと考えております。ご理解の程よろしくお願いいたします。

8020運動」は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という日本歯科医師会が提唱した運動です。8020運動が開始された当初(平成元年)、「8020」を達成している高齢者は10%以下でしたが、最近は50%を超えるようになりました。しかし、その内容を詳しく見ると、高齢者人口が増え続けているので、「8020」に達していない高齢者の絶対数も増えています。後期高齢者では80%以上の方が何らかの入れ歯を、30%以上の人が総入れ歯を使用しています。高齢者の歯の状態は良くなりつつありますが、まだまだ困っている人が多いのが現状なのです。

現在、我が国は、平均寿命が80歳を超える長寿国となり、100歳まで生きることも珍しいことではなくなりました。歯は、「食べ物をかみ砕く、飲み込む」、「唾液を分泌する」、「言葉を発する」、「表情を表す」など食べることやコミュニケーションに関わり、その機能を維持することは、人生100年時代を豊かに生きるために欠かせない要素です。

歯を失う原因のほとんどは虫歯と歯周病です。この二つの病気に共通していることは、歯にこびりついた細菌の塊、プラーク(歯垢)が原因だということです。虫歯や歯周病が発症しないレベルに歯の清潔を保つことが出来れば、歯を失うリスクはかなり減ります。これはプラークコントロールと呼ばれ、歯磨きなど患者様ご自身が行うものと、歯科医院でプロが行うものがあります。どちらが欠けても歯の健康は維持できません。プラークコントロールのないその場しのぎ虫歯治療では、再発と再治療を繰り返すことになり、かえって歯の寿命を縮めてしまいます。

 また、虫歯と歯周病以外でも、ケガで歯を折ったり、夜間の歯ぎしりで歯をすり減らしたり、酢や炭酸飲料などの不適切な摂取で歯を溶かしたりすることがあります。歯は消耗品だと考えて、正しい知識を持ち、生涯にわたって大事にケアしていかなければなりません。

 当院では、常勤歯科医師1名、常勤歯科衛生士3名、常勤助受付・助手3名、非常勤助手6名、清掃スタッフ2名がチームとして、「患者様の歯を守るため」に科学的根拠に基づいた予防型診療システムを提供しています。

かかりつけ歯科医とは、困ったときだけすぐ見てくれる歯医者ではなく、普段から定期的にホームケア指導と歯のクリーニングを受けるために通い、必要な時に適切な治療を受けることができる歯科医院であると考えています。当院は、かかりつけ歯科医として質の高い歯科医療サービスを提供するための品質マネジメントシステムを構築し、国際規格ISO9001の認証を取得しております。

あらい歯科クリニックは、「虫歯と歯周病を予防し、生涯にわたり歯を長持ちさせること」を目標にしています。その場しのぎの治療のくり返しではない、継続的なメインテナンス(歯のクリーニング)を前提とした予防型診療システムを提供しています。

当院では、歯を削る治療はあわてて行わず、まず精密検査で現状を把握し、歯のクリーニングを徹底的に行って、お口に中を清潔にします。治療完了後も3~6ケ月おきの定期メインテナンスでお口の健康を維持します

歯が痛くなったら歯科医院に行く、悪くなったら治療すればいいという考え方が、結局、自分の歯を失う原因になってしまいます。残念ながら、治療したとしてもいったん悪くしてしまった歯は寿命が短くなってしまいます。科学的根拠にもとづいた予防型診療システムを実践すれば、生涯を通して自分の歯を守ることは可能です。

 

家族みんなで定期健診・メインテナンスをうけましょう。