暑さが日増しに厳しくなりつつある今日この頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。


 一昨日、ラオスの小学校の先生から突然の電話。4月12日、ラオス新年を目前にして、2年生の女の子が水難事故で亡くなったとのこと。


 電話で名前を聞いたけれども、顔が思い出すことができなかった自分が情けなく、悲しかった。

 

 今日、新年初出勤で学校の先生たちに話を聞いた。近所の池で数人で遊んでいたところ、一人の女の子が溺れ、誰も助けることができず、そのまま亡くなってしまったそうだ。

 良くも悪くも自己責任・放任社会のラオス。子どもたちはのびのびと暮らせるが、そこには常に危険が隣り合わせであることを忘れてはならない。


 この子のために自分はどれ程のことができていたのだろうか。


 もう日常を取り戻している学校生活。ラオスの逞しさに驚かされる。死が身近なものであることを思い知らされる。子どもたち一人ひとりに対して悔いのない教育をしていかなければと痛感した出来事だった。