乾季を迎え星空が見えるようになってきた今日この頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。パクセーは街明りで星がよく見えない。金星だと思っていた星が、電波塔のライトだったから涙目。
さて、今回は学校で突然始まった不思議なお祝いのお話。
それは、今日の出来事。いつもと何も変わらない普通日課の授業日。の、はずなのに、なぜか先生方が賑やか。子どもたちはいつもと変わらないのに、先生方だけ、そわそわ、そわそわ。わかりやす過ぎる。。。
何で?と、思い一人の先生に聞いてみると、何やらお金の話ばかり。いまいちピンとこない僕に、しきりに「フワイ、フワイ」と連呼。
フワイ?確かに勉強した単語なのに、いざとなると思い出せない~ぃ。もどかしいっ!
そうこうしているうちに、放課後。子どもたちはまだ掃除をしているのに、突然、先生方だけで何かのお祝いが始まったではありませんか(写真左)。しかも、一人の先生は明らかに元気がない。。。(写真右)
何で???
そして、会話の中からついに原因が明らかに!
何と、この元気のない先生が、昨日、宝くじに当たったそうなのです!1,200,000キープ(12,000円相当)。給料2ヶ月分!何を思い、切なげな表情?
ラオス人は宝くじが大好き。毎週、火・金曜日は道端のあちこちに宝くじ売り屋さんが出現。誰かが当たったらみんなで喜びを分かち合うのがラオス流なのです。と、いうわけで突然の当選祝い。
メイン料理は『ルアッド・ペーン・ムー』。(写真上)豚のモツをタムして、生血を和えるラオスの伝統料理。ほぼ生!のこの料理、本当に新鮮な豚でなければ、即アウトです。恐る恐る食べる僕を、先生方は笑いますが、こっちは命懸けです。一口パクッと。。。。
う、うまーいっ!
お腹の方は、6時間経った今も、けーん・へーん(元気もりもり)なので大丈夫?だったはず。せーーーふ。
先のことや自分の損得をかえりみず、その時与えられた幸せをみんなで分け合うラオス人の精神って、すごく素敵だなと実感しました。きっと僕がお腹を壊していたのなら、みんなで悲しんでくれたのでしょう。ホントに、後先考えないとこが素敵です。。。食べる自分も好きです。
そんな一日でした。