昨日の朝の番組だったかな?

高齢者を狙う詐欺の特集をやっていた。

 

有名人の親御さんも被害にあったとかで

有名人だろうが一般庶民だろうが

関係なく詐欺に引っかかるのだ。

 

これだけ沢山の人が騙されて話題になってるのに

どうしてまた同じような手口で騙されるの?

そう思う人も多いだろうけど

ワタシはこの手の事件は

おそらくずっとなくならないと思っている。

 

騙される高齢者がバカだからなのか?

いやいやそうじゃないと思うよ。

 

この詐欺を一番最初に考えたヤツ

(あえてヤツと呼ばせていただこう)

きっと長らくじいちゃんばあちゃんと一緒に暮らしていて

年寄りの特性を

実に細かく知り尽くしたヤツなんじゃないかと思うんだ。

 

 

まず

①年寄りは早口に弱い

 

でも、金銭の要求などキモの部分はゆっくりと。

その他の説明などは早口で次々まくし立てる。

すると高齢者は

もうそれだけで思考停止になっちゃう。

 

いや、たとえ早口でなくても次々と告げられる

非日常的で衝撃的な内容に

「あれ?息子の声とちょっと違うししゃべり方も・・・」

そう一旦は思ったとしても

「その前に言ってたのはえっと・・・何だっけ?」

こんな具合で考えるスキを与えない先方の『口撃』。

 

とにかく身内が窮地に立たされているということだけが

頭をグルグル。

だから「息子の声と違う」と思ったことも

次の指示が頭に入って来た時には

どこかに飛んで行っちゃう。

 

 

 

②年寄り心をくすぐる

 

こういった電話がかかってくるまで大概の人は

「私は絶対そんなのに引っかからないよ~」

と思っているんじゃないかしらん?

 

独り身だし、蓄えはそこそこあっても

この先自分がどうなるか分からない。

自分の将来を守る大事な虎の子

そんなやつらに

ムザムザ取られてたまるかってぇの・・・。

 

でもね

普段はそう思ってても

コロッと騙されちゃう。

 

スキを与えずたたみかけられる『息子』からの救助要請に

『親心』がムクッと起動するのだ。

 

ただ

この時の『親心』

困っている息子を単純に助けてやりたいと思う気持ちと

 

もう1こ。

 

日ごろ電話1本かけて来ず

親のことなど忘れちまったかのような息子。

 

だけどそんな息子からの久々の救援要請だ。

ここは一肌脱いで親として

いいとこ見せてしんぜよう。

 

そういう気持ちも同時にムクッと起動する。

 

 

 

③思い込んだら軌道修正が出来ない

 

振り込みを指示された金融機関で

窓口係が不審に気づき声掛けするも

かたくなにそれを拒否する高齢者。

事件を未然に防ぐことが出来た金融機関で

そういったシーンがよく見られたそうである。

 

度重なる詐欺事件に

金融機関側も警戒を強め

水際で防ぐ工夫はそこかしこでみられるけれど

一旦、『息子(親族)の危機』を

刷り込まれてしまった高齢者は

なかなかそれを聞き入れない。

 

オモイコンダーラ機能はヒートアップ。

とにかく息子を助けなきゃ。

 

 

洗脳というより思い込み。

オレオレ詐欺師の口車に乗せられるうちに

助言してくれる窓口のお姉さんの方が

だんだん怪しい悪者に見えてきちゃうのかも知れない。

 

 

と、まぁ

感心している場合ではないのだが

年寄りの行動や特質をホントうまく利用し

手玉にとっている詐欺師たち。

 

 

現在は手段もますます巧妙化しており

その窓口の接点すら作らせず大金をせしめる方法を

日々研究にしいそしむヤツら。

 

 

行政の様々な手立ても施しては崩される

イタチゴッコの所業に詐欺件数は減る兆しさえない。

 

 

 

虎の子の大金を軽々かすめ取られるのも最悪だけど

それよりワタシは

 

その後の被害高齢者がどうなってしまったか

そちらの方のが気にかかる。

 

助けようとした息子に責められてるかも知れないし

 

先行きに不安が募り

落ち込んでウツ→一気に認知症と、負のループに嵌ってるケースも

あるかも知れない。

 

不安が不安を煽る。

全く罪で、卑劣な犯罪だ。

しかし

くわだてる人間がいる限り

こういった詐欺事件は後を絶たない

 

ではどうしたら

自分の親がこういった事件に巻き込まれないで済むのだろう?

 

 

やっぱり

普段から子どもの方から声をかけることが一番かな?

 

 

GW真っ最中。

海外旅行もレジャーも素敵だけど

もし気持ちがあったら5分でいい。

 

「元気してる?」の声を

親御さんにかけてあげて下さい。

 

それが何より

あなたのこの先の生活を救う

第一歩になるかも知れませんよ。

 

 

 

 

本 お知らせ 本

 

 

『13番さんのあな』が昨年の7月28日

本になりました→

 

購入はこちら

 

Amazon↓

 

楽天↓

 

電子書籍の購入は→コチラ

 


↑連載書かせていただいてます↓

https://mainichigahakken.net/

 

こちらもよろしく

 

https://news.sukupara.jp/item/40945

 

 


13番さんのあな ―介護家庭の日常―-ブログランキング

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村