秋田が舞台になっているこの映画を
K氏に強制的にみせました。
クライマックスシーンでは、
K氏を案内した法体の滝が出てくるからです。
この映画に出てくる三平役の須賀健太くんは、勉強もせずに夏の間中釣りばかりしている男の子。
お父さんは亡くなり、
お母さんも亡くなり、
お姉ちゃんは遠いところに行ってしまった。
だが三平は天真爛漫で何のかげりもない。
毎日釣り三昧で、本当に楽しそうだ。
一緒に東京で暮らそうという姉に向かって三平は言う。
「姉ちゃんは東京で幸せなのけ?」
「幸せな人は、誰のことも恨んだりはしない」
姉は遊んでばかりいる弟を救うつもりで秋田に来たのだが
本当は自分が救われたかったのだと気づいてはっとする。
本当の幸せって何だろう。
夢中になれる何かを持っていること。
当たり前の特別じゃない風景を大切にできること。
そんなことを考えさせられる映画でした。
夜泣き谷の怪物と恐れられる魚を釣るとき
力づくではなく、人の身体ごと魚に抱きついて
怯えないようにスカーフで目隠しをして捉える手法は
魚に対する優しさや愛情が感じられて心がなごみます。
そこには人間の傲慢さは微塵も感じられません。
誰も知らない兄弟だけの思い出が、長い時を経ても共有できているこの場面が大好きです。
捉えられる側と捉える側。
敵と味方。
そういった枠で括ってしまうのではなく、
そこにいる相手に敬意を払う。
そんな考え方ができる三平たちが、たまらなく素敵だと思うのです。
正直、釣りの話など私は興味がもてませんでした。
K氏もそうだったと思います。
映画の前半はずっとS氏に話しかけていて、全く観ていませんでした。
だけど、後半は引き込まれていました。
そういう魅力がこの映画にはあるのです。単なる釣り人のストーリーではないのです。
壊れてしまった家族や
仕事に対するモチベーションを見いだせなくなった人や
生きる意味を見失った人たちに
再生する力を与える少年のストーリーなのでした。
この映画で秋田の自然を堪能しながら
家族を思うことの大切さと切なさを感じてください。
iPhoneからの投稿

![[みんな:01]](https://emoji.ameba.jp/img/user/re/red-tear/3038.gif)
![[みんな:02]](https://emoji.ameba.jp/img/user/be/bell-tree-911rira/864.gif)
で見守りたくなります。![[みんな:05]](https://emoji.ameba.jp/img/user/be/bell-tree-911rira/1049.gif)
になってしまったと残念に思っていたけど、違ったわー。![[みんな:06]](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/1496.gif)