a guardian angel

スキビ好きな私が無謀にも始めてしまった…

二次創作・ネタバレ・つぶやきを含む妄想ブログです。

当然のことながら、作者さま・出版社さま等とは一切無関係です。


テーマ:

アイツが彼女の思考を占拠する…

そんな場面を見るのはこれで何度目なんだろう…。

その度に…黒い感情に支配され…自分の中にある闇が顔を出す。


今回…俺が演じるBJは冷酷な殺人鬼…

感情も持たず躊躇することなく人を傷つけ…殺めていく。

この役に向き合うことは、自分の闇に対峙するのと同じ…

役作りの中であの感情に…自分を追い込んでいく作業は…

あの頃の自分に向き合うことを意味していて…

相手のことも考えず、人を傷つけてしまっていたあの頃の荒んだ自分…

そんな罪深い自分を許せなくて…

だけど…それもまた俺の一部なんだ。

忌み嫌いながらも、引き摺られてしまうその感情はまさしく闇…

俺の中の…醜くて黒い感情…消せない過去。


…考えてみれば、日本に来て…敦賀蓮を演じ始めた俺が…

温厚で紳士…の仮面の下…

この闇に通じる自分を見せてしまったのが彼女だった。

もう二度とそんな姿を見せないようにと…思ってたのに

感情を抑えきれなくて…彼女を怖がらせてしまった…。

今回もまた…。

彼女のことだけはどうしても…冷静でいられない。


せっかく想いが通じたというのに…彼女を大切にしたいのに…

こんな不安定な気持ちをコントロールすることができるのだろうか?

彼女のそばにいたい、触れたい欲求に…今は箍なんてないのに…

大切にしたい気持ちと自分のものにしてしまいたい気持ちとが交錯する中を

綱渡りしているような状況だというのに…

アイツの存在が…彼女の反応が容赦なく俺を煽る。


必死に冷静さを保とうと…自分の中で葛藤を繰り返していた俺は

冷たいシャワーを浴びて…なんとか自分を鎮めて部屋に戻った。

彼女にシャワーを促して、今日はもう寝てしまおうと…

眠りにつける自信なんてなかった。

だけど、今の俺が彼女に触れたら…きっと怖がらせてしまう…

そう思って距離を取ろうとしていたのに

彼女の行動が俺の思考をすべて停止させる。


部屋に戻ると…彼女の姿が見えなくて…

嫌な予感がして足が止まっていた俺の目に…扉を開けて入ってくる彼女の姿が映る。

安堵した次の瞬間…彼女の表情とその手にしてるものをみて一気に突き落とされた気がした。

今日の…アイツに腕を掴まれ、動揺していた彼女の姿が脳裏に浮かぶ。


なかなか来ない彼女を心配して迎えに行くと…

腕を掴まれた彼女が上目遣いにアイツを挑発している姿が目に入った。

そんな彼女に対して、アイツは…いつものやりとりを…

何度となく見せつけられてきたその光景に

彼女たちの繋がり…見えない絆を見せつけられている気分になった…。

衝動的にしてしまったキスのせいで…

俺はアイツに揺れる彼女の姿を見る羽目になった。


アイツからの電話に動揺する彼女を見て…

アイツに揺れる彼女の姿をこれ以上見たくなくて…電源を落とした。


なのに…俺に聞かれたくなくて部屋を出て…アイツと?

アイツと話をしていた?アイツは君に…どこまで話した?

嫉妬…焦り…手に入れたばかりの彼女を無くすかもしれない不安…

こんなにも余裕のない自分は初めてで…

彼女を見つめたまま…いろんな感情が俺を呑み込んでいく。


俺を見て…目を見開いて動けずにいる彼女に…声をかけた。

「セツも…早くシャワーを浴びておいで?」

俺のその言葉に…大きく頷くと高速移動してバタンとシャワールームに消えていく彼女…。


彼女を失いたくないから…

溢れだしそうな欲望を抑え込んで告げた言葉…。

もし…今彼女の口からアイツのことを聞かされたら…きっと抑えることなんてできない。

初めての彼女に優しくすることもできずに…

感情のままに彼女のすべてを奪い尽くしてしまう…。

これ以上近くにいたら…きっと彼女を壊してしまう。

そう思った俺は…部屋を出る準備を始めた。

今の俺は…やっぱり彼女のそばにいるべきじゃないっ。

彼女が出てきたら…

今日でカインとセツカの生活は終わりだ…と告げよう。


→ 14話へ続く

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