布施亜希子です。

 

 

このシリーズでは

ドラマの中にどのように

心理技術が散りばめられたのか、

あとはドラマのエピソードで私が個人的に気になったこととかを

ピックアップしながらお話いたします。

ただし、あらすじは書きません。

あらすじならばドラマHPで掲載されていますので

お調べください。

リンクを貼っておきます。

 

公式HP 第9話あらすじ

https://www.ktv.jp/bokura/story/09.html

**********************

愛娘と会いに行くつもりで出かけようとする

樫野木先生にスポンサーから

研究費の増額の申し出の連絡が入り、

研究室に残る二人のうち迷いながらも

一輝に娘さんのお出迎えを頼みます。

 

約束通り一輝は樫野木先生のデスク横に娘さんを連れてきては

樫野木先生が帰ってくるまでの間、

樫野木先生やフィールドワークの話で盛り上がっていました。

一輝といるのが楽しい樫野木先生の娘さんは

もう少しここに居たいと言いますがそれを遮って連れ出してしまいます。

それから一輝があげると言って

渡していた鳥呼びの木の細工も返してしまって。

 

その木の細工を見てふと一輝は何かを思い出したようです。

それから、一方育美さんもゴキブリと勘違いして

一輝に抱きついてしまったことを複雑な感じで思い出していたようです。

 

娘さんから元妻のことを聞き出す樫野木先生。

今回のテーマはどちらかと言えば

「男のこじらせちゃん」でもある樫野木先生にあるようです。

元妻が熱を上げている相手が気になって仕方ありません。

 

すると、相手は

会社を辞めて自転車屋さん(曲乗りなのでBMX系?)を始めるとのこと。

樫野木先生は好きなことだけで食べていけるわけがないと

真っ向からまだ見ぬ相手に対抗心むき出しで切り捨てます。

それから、パパの研究は必ずネイチャーに載るとママに伝えてと。

そんな樫野木先生、つまりお父さんに対し

娘さんはつまらなさそうな表情を浮かべます。

 

以前、

自閉症のロードレーサーのドラマを

手掛けられた脚本家さんだけあって

自転車屋さんがお好きなようですw

 

 

 

一夜明けて

育美さんが通りかかる道を待ち伏せしていた一輝。

育美さんに会うや

いきなり自分の思いのたけを話し始めます。

 

一輝の話をかいつまめば、

 

僕が水本先生をどう思っているのかわかった。

フィールドワークは謎や不思議がいっぱいで、

発見や感動もある。

でも怖いことも悲しいこともある。

水本先生のことが最初は苦手で

よく自分に怒っていた。そうかと思ったらよく泣いていた。

それがわかる時もあればわからない時もあった。

水本先生は謎や不思議がいっぱいだと。

いろんな気持ちになる。

そんな水本先生を見ていて思ったのは・・・

 

 

面白いです

 

 

・・・女性にしてみれば

全く予想だにしない言葉で

どう受け止めていいのかわからない言葉でしょうね。

 

それから一輝は育美さんに面白いをやたら連発します。

 

いろんな気持ちになれるこの感情に面白いとつけた人は

本当にすごいです。

 

言いたい放題言ったのちに

育美さん置いてけぼりで大学に向かう一輝。

 

・・・感性が独特すぎて

育美さんもぽっかーんでしたが

一輝なりの最大の賛辞であり、

本当は好意の表現なんでしょうけれど、

一般的に言う恋愛感情の範疇から

飛びぬけてるのでわかりにくいでしょうね、きっと。

これは私の解釈ですが。

 

大学に着いた一輝を待ち伏せてたのか、

今度は青山さんが

私を恋愛や結婚の対象として見てるのか

ちゃんと答えてくださいと迫ります。

 

一輝は育美さんに渾身の告白?をした後だったので

興味ありません、とバッサリ。

 

見事に振られちゃった青山さん

一瞬憤りながらもあとくされはない様子でしたが、

興味ないとフラれたという話を聞いて

青山さんに気のある新庄君が

一輝に問いただしに飛び出してしまいます。

 

すると、一輝の向こうの、

沼袋先生の机にあったヤモリのぬいぐるみを見て

コンチューバーN!!!と叫んでしまい、

沼袋先生はかつてないほどの大絶叫のうちに

新庄君を研究室の外へ追い出してしまいます。

 

ほどなく沼袋先生が少しは落ち着いて戻ってきてから

何があったのかを聞こうとする矢先に

樫野木先生に娘さんから連絡が入ります。

 

昨日言えなかったけど、

ママが再婚したいって。

フィールドワークやってた時の

パパが一番かっこよかったとも言ってた、と・・・

 

昨日のことなので

また娘さんが来ますか?と樫野木先生に話しかけ、

この間、樫野木先生のフィールドワークをしてた頃の

髪が長くてひげが伸びてかっこよかった写真を見た、と

何気なく一輝は続けていると

 

 

とうとう樫野木先生はキレてしまいました。

 

相河先生みたいになれたら幸せだね!

学力があって、できないことがあっても支えてくれる人がいて、

好きなことだけやっていけて・・・

子供はそんなキラキラした大人に憧れる。

でもそんな風になれるのはほんの一握りしかなれない

もしなれなかったらどうするの?

ここだから通用しているだけで

人生の成功者のような顔をして勘違いさせないでほしい

 

迷惑なんだよ、悪影響なんだよ、

 

・・・ここから消えてほしい・・・!

 

 

さすがの沼袋先生も怒ってはみるものの、

何も言い出せません。

 

一輝は涙目になりながら

樫野木先生に口答えもできず帰るしかありませんでした。

 

 

 

 

一輝がいることで

自分がなぜか不当に扱われることが多くて

一輝に対し羨望と嫉妬をつねにないまぜに感じ

ずっと言いだせず我慢し続けてたことが

とうとう爆発した、というところでしょうか。

 

ここは推測ですが

元妻とは一方的に別れを切り出され

戻ってきてくれることを待ち望んでいたのに

またもや一輝のような、

好きなことをして生きているタイプの別の男性に

元妻が惹かれて再婚を望んでいる・・・

自分の期待とは裏切られる形で、

思うようにならない状況に苛立ちを感じるしかなくて

全てが自分とは真逆の一輝に対して

八つ当たりするしかなかったのでしょうね。

 

あと、もう一つ考えられるとすれば、

好きなことをあきらめてきた経緯があったのでは?

とあのキレようでは私は感じました。

 

 

その後、

鮫島教授に部屋に案内されて話をするも、

結局のところ、

一輝が好きなように生きていることが

全ての学生に悪影響を与えると詭弁を並べ立てるだけです。

 

樫野木先生が話すことをひとしきり聞くと、

 

相河先生のせいにしておけば

向き合わずに済むことがあるんじゃないの?

 

と刺さる一言を投げかけます。

 

 

それにはなすすべもなく

他におっしゃりたいことはありますか?としか

樫野木先生は震え声で返すしかありませんでした。

 

 

翌日、大学の研究室に一輝は来ませんでした。

事務長が来ないことを怒り散らしていますが

樫野木先生はもう来ないんじゃないですか?とやさぐれるだけだし

沼袋先生は一輝のいない机に呆然とたたずむしかありませんでした。

 

 

一方、一輝は方位磁針を握りしめ

森へと入っていくところで・・・

 

 

いよいよ、最終話へと

話はつなぎます。

 

 

 

今回もお読みいただきまして、

ありがとうございました。

 

 

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 布施 亜希子