こんにちは、公認心理師の石川美樹です。
【なぜ私、楽に生きられないの?】
〜「楽=ズルい、怠けることになっていない?」力を抜くことで、もっと幸せになれる〜
というお話をしていこうと思います。
「できればもっと、楽に生きたい」
「無理しないで、自然体でうまくいくようになれたらいいのに」
そう思っているのに、なぜか現実はいつも大変…。
本当は“楽に成功したい”と願っているはずなのに、なぜか“楽に生きること”が許せないような気がする。
実はその理由の一つは、あなたの無意識にある「楽=悪いこと」「楽=ズルいこと」という思い込みにあります。
あなたの中に、こんな思い込みはありませんか?
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「楽をするのはズルい。他の人が頑張っているのに、自分だけ楽したら申し訳ない」
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「楽してると思われたら、怠け者と思われそう」
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「楽な道を選ぶと、成長できずに失敗しそう」
これらはすべて、幼少期に植えつけられた“楽=ネガティブ”なイメージの一例です。
無意識のうちに、あなたの心にブレーキをかけてしまっている原因です。
でも本来、“楽”はズルでも怠けでもありません。
楽とは、「リラックスして、自分らしく、力まずに生きていく」こと。
「楽=リラックス」の先にある、本当の力
武道やスポーツの世界では、「力を抜ける人こそ強い」とよく言われます。
実際に、トップアスリートほど、リラックスした状態のときに最高のパフォーマンスを発揮します。
ビジネスの世界でも同じです。
自然体で、自分の心地よさを優先して動いている人のほうが、意外とうまくいっていたりします。
つまり、**「楽=ズルい」ではなく、「楽=成功の土台」**なのです。
では、なぜ“楽になってはいけない”と思ってしまうのか?
それは、多くの場合、幼少期の家庭環境や育てられ方が関係しています。
たとえば、子どものころに…
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「ちゃんと頑張らないとダメでしょ」
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「楽をしようとするなんて、ずるい子だね」
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「コツコツ苦労しないと成功なんて無理」
そんな言葉をかけられていたら、心の奥に「楽=悪」という無意識の価値観が残っていても不思議ではありません。
そしてその価値観は、大人になった今でも、
あなたが“楽を選ぼうとしたとき”に、罪悪感となって現れたり、無意識に自分を苦しめる選択をしてしまったりします。
大事なのは、「自分に許可を出す」こと
まずは気づいてあげましょう。
「私は、楽になることにブレーキをかけていたんだな」って。
その上で、こんなふうに心の中でつぶやいてみてください。
「私は、楽になっていい」
「楽をすることは、ズルじゃない」
「リラックスすることが、私の本当の力になる」
あなたがその許可を出したとき、心の奥にいたインナーチャイルド(傷ついた過去のあなた)も、ホッとしてくれるはずです。
【個人セッションのご案内】
〜“楽になれない”無意識のブレーキを、根っこからゆるめていく〜
私が提供するカウンセリングでは、ただ過去を見つめて癒すだけではありません。
「今、なぜあなたが“楽になれない”のか」
その理由を、過去のトラウマと現在の無意識の行動パターンを丁寧に結びつけて見ていきます。
たとえば、
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頑張りすぎてしまう
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何をやっても満足できない
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楽をしようとすると罪悪感が出る
そんなあなたの“大人としての今の行動”に影響している、過去のブレーキを一緒に見つけて、根本からゆるめ、書き換えていくセッションです。
だから、ただ癒されるだけではなく、
**「具体的に人生が軽くなる」**ことを目指しています。
「自分の人生、もっとリラックスして楽しんでいいんだ」
そんなふうに思えるあなたに、きっと出会えます。
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今日からできること
まずは、日常の中で「楽=悪い」という思い込みに気づいてあげましょう。
そして、自分に「楽になっていいよ」と声をかけてあげてください。
小さなその一歩が、あなたの人生に大きな変化をもたらしてくれます。
本当の意味で「楽に生きる」とは、怠けることではなく、
力まず、リラックスして、本来の力を発揮していくことなのです。
あなたが自分に「楽であっていい」と許可を出したとき、
人生はもっと軽やかに、もっと自由に進んでいきますよ。