こんにちは。公認心理師の石川美樹です。
私はインナーチャイルドという言葉をよく使いますが、
インナーチャイルドは、正式には、心理学用語ではありません。
公認心理師である私が、
なぜ、このインナーチャイルドという言葉を使うのか?
元々、スピリチュアル業界の中から、この、
インナーチャイルドという言葉が生まれたので、私は、
「インナーチャイルドが持っている、《心の傷》をこの業界のセラピスト達は軽く簡単に扱っているな、、、、」
という懸念を持っていました。
心の専門家でない、
ヒーラーと言われる人の癒しの力というふんわりとしたもので、
(もちろん、私はヒーリングの癒しの力を否定しません)
「はーーーー!!(ヒーリング力)癒されましたよ」
など、簡単に扱われすぎてはいないか??
実は、幼少期の心の傷は、
トラウマレベルにあるにも関わらず、
その傷の深さをセラピストもクライアントも、
きちんと理解しまいままセッションが進んでしまい、、
クライアントの生きづらさは改善しないどころか、そのまま引きずっているな〜。
という警鐘から、
あえて、「インナーチャイルド」という言葉を入り口に使い、
実は違うんだよ!!
幼少期の心の傷(おもに養育者との関係)から出来上がるトラウマレベル体験から、
その記憶やフラッシュバックを追体験したり、
それを避けるべく、防衛反応を作ったり、認知の歪みを作り出してしまい、
大人になっても、そのトラウマに苦しめられてることが、
あなたの今の生きづらさなんですよ。
ということを、インナーチャイルドという言葉を通して、
皆さんに、お伝えしている訳です。
ですから、
インナーチャイルドが抱えている傷は、
れっきとした、
トラウマなんです。
トラウマの中でも、
《発達性トラウマ》といって、
幼少期に負ったトラウマで、そのトラウマは、
強烈に、長期間、反服的にストレスにさらされる経験で起こります。
強烈と言えば、
親からDVを受けていたというものだけでなく、
親から、ずっと否定的な言葉を浴びせられていたなども、
その子供にとって強烈な体験であれば、
トラウマとなっていきます。
あなたの《生きづらさ》は、
幼少期に負った心の傷であり、それはトラウマレベルのものの可能性がとても高いんです。
ですから、きちんと、心の専門家に相談することをおすすめします。
もし、石川というセラピストを選んでいただけるなら、
現在、体験個人セッションは割引にて受けることができますので、
ご自身の生きづらさを知りたい方は、気軽に問い合わせてください。
問い合わせフォーム
https://resast.jp/inquiry/4002