こんにちは。公認心理師の石川美樹です。

先日、あるママさんから、

「娘が《死にたい》と言ってる。どう対応したらいいのでしょうか?」と質問が来ました。

娘さんが最初にその言葉を伝えた時、そのママさんは、慌ててしまい、

「なんでそんなこと言うの!」
「そんなこと言わないで!」と娘さんを怒ってしまったそうです。

そこから、娘さんは、お母さんを避けるようになり、部屋に閉じこもりがちになったとのこと。

 

「先生、私、あの時、 娘にどうしたらよかったのでしょうか?
 そして、今後、どんな言葉をかけてあげればいいのでしょうか?」

 

 

まず、娘さんに限らず、お友達などに《死にたい》などと告白されると、慌ててしまうことは当然です。

しかし、次回からは、
下記のことを心がけてみましょう。

打ち明けてくれた方(今回のケースは娘さん)は、
本当に辛くて、《死にたい》と《生きたい》の狭間で揺れています。
しかし、今の現実が辛らすぎて、そこから解放されるには、《死ぬ》しか考えられないほど辛い状況にあることを理解してあげてください。

 

そして、あなたに必死の思いで打ちあけてくれたのです。

ですから、

《死にたい》と告白された場合、

決して、
「そんなことを言ってはだめ」
「そんなこと簡単に言わないで」

「何をほざいている」

「あなたより辛い人は大勢いるのよ」

「そういうことを言えてるうちは死なないから大丈夫よ」

 

などとは言わないであげてください。

しかし、本当に苦しくて苦しくて、辛くて辛くて仕方ないので、
あなたにしか助けを求められなくて告白してくれたのですから。

ここで重要なのは、

 

寄り添ってあげること。


です。

 

ですから、ひたすら寄り添うように、

 

「そんなに辛かったのね」
「今まで気づいてあげられなくてごめんね」

「死にたいくらい辛いなんて、、、、」

「私には想像できないくらいの辛さなんだろうな」

「私に話してくれてありがとう」

のような言葉や声かけをしてあげてください。
決して、その告白を否定をするような言葉掛けはしないであげてください。


ひたすら、寄り添ってあげることで、
 

「あなたは一人ではないんだよ」

 

という言葉ではない、
心のメッセージも届くことでしょう。

 

 

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