こんにちは。公認心理師の石川美樹です。
今日の神奈川県は最高気温21度!! 一気に桜が咲きそうですね。
さて、本日のテーマは、
【他人の幸せを素直に喜べない自分が情けない、、、】
というテーマでお届けしようと思います。
私のカウンセリングを受けていらっしゃる方からのご相談だったのですが、
ちょうど私も《他人の幸せを素直に喜べない自分が情けない、、》と思っていたばかりだったのです。
Aさん。私にこのメッセージを届けてくれてありがとう。
私の気づきとAさんへの感謝も込めてブログに残しておこうと思い書いています。
さて、私が他人の幸せを素直に喜べないと思った出来事は、
大リーグの大谷選手の結婚の発表とお似合いのお相手のお写真を見た時、私の心が、ざわざわと騒ぎ始めたのです。
なんだろ?
このざわざわ、、、、、。
心から「おめでとう!」言えていないよな。私、、、、。
なんだろう?
これは私に限らず、
【他人の幸せを素直に喜べない】一番原因は、
自分の幸せはを喜んであげられない私が無意識下にいると、
他人の幸せも喜んであげられないのです。
自分の幸せを喜んであげられない無意識下の私が、
「ずるいよ。自分の幸せを喜んであげられないのに、他人の幸せを喜ぶの?
まずは、私のことを喜んでよ!」
と、拗ねてしまっているのです。
では、なぜ?
自分の幸せを喜んであげられないのでしょうか?
それは、
自分が思い描いていた、●●という幸せでないと喜んではだめ。
本当はこうしたかったが、叶えられないと喜んではダメ。
など、私のケースでなくても、多くの人は幼少期に、
親が子供に完璧を求めていたり、
一番じゃないと誉められなかったり、
また、大人になってからでも、
大きな夢を描いていたのに挫折してしまったりなど、
心の傷が消化しきれていないからなのです。
今回の、大谷選手の結婚のザワザワは、
私の場合ですと、
本当は、私もあの二人のように理想の結婚がしたかった。
本当は、私もあの二人のように「結婚おめでとう!」って祝ってもらえるような人と出会いたかった。
本当は、私も世界に注目されるように偉人になりたかった。
本当は、私も一番になりたかった。
本当は、本当は、本当は、
それができなかった悔しさから、
また、それができてくても、小さい幸せを素直に喜んであげることができていれば、
心の中の私は、ここまで臍を曲げずに済んだのだと思います。
あ、まだまだ私、完璧主義が残っているな、、、、、。
理想の私じゃないと、自分を褒めることをしてあげれていないな、、、、。
大いに反省です。
クライアントさんには、
理想の自分になれなくても、失敗しても、小さい幸せでも、
0.000000001を誉めてあげようね。
なーーーんて言っているのに、
自分ができてねえじゃないか!!!!!(おっと、言葉が汚いですね)
現在、足のジストニアという病気で歩けなくなって、昨年は手術後2週間で再発、
もう9ヶ月もリハビリしているのに、5分以上は痛くて歩けない現状に、
私は、歩けなくても、
ただ、今日の青空を見て「あ〜幸せだ!」
母の作ってくれる食事を食べて「あ〜おいしい、幸せだ!」
と言ってあげれているだろうか?
歩けない悔しい想いばかりに注目してないだろうか?
改めて反省、、、、、。
さぁ、今日の残りの時間。
「本当は」とは違うけれど、いっぱいの幸せが詰まった幸せを喜んであげよう!と思います。