こんにちは公認心理師の石川美樹です。

 

今回は、

 

「自分の愛し方が分からない」と悩んだり、
「自分を愛することができない」と落ち込んだり、
「自分を愛するって難しい」」って思っていたり、

「自分を愛せるようになりたい」と本気で思っているのに、

なぜ、できないんだろう?

と悩む方へ、「愛」をある言葉に変えるだけで、不思議と腑に落ちて、みるみる変化していくことの多い、
ある言葉をお伝えしようと思います。

それは、

自分を【愛する】するではなく、

自分を大切するに、変換してみると、
あら不思議、急に愛するということが感覚的にわかり始め、腑に落ちてくると思います。

日本人は、日常的に「愛しているよ」という言葉は使いません。
幼少期でさえ、母親や父親から「愛しているよ」という【愛】という言葉で、表現されたことのある人はそれほど多くないと思います。
ですから、【自分を愛することが大切だ】と、言われても、なかなかそれが分からないと悩んでいる方が多くいらっしゃいます。感覚的に「愛する」が分からないのです。

 

しかし、自分を愛するではなく、
大切にするだったらどうでしょう?


もし、誰からも認められないことで悩んでいたら、
私だけでも【自分を愛してあげよう】がしっくりこないかもしれません。そんな方は、

私だけでも【自分を大切にしてあげよう】に言葉を変えてみたらどうでしょう?

自分自身を愛するは分からないかもしれないけど、
【大切】なら、もっとイメージしやすく、感覚的に掴みやすいのではないでしょうか?

そして、大切は大切でも、
自分自身が、大切な宝物だと思って接してあげてくださいね。


小さい時、宝物のように大切にしていた、ウサギのぬいぐるみ。
今でも大切にしているリラックス時間。
大切な家族。

そんな大切という気持ちを自分に向けてみてあげましょう。

今まで、自分を愛せなかった人が、
自分を大切にすると言葉を変えた途端、

毎日のバスタイムでは、
自分自身を大切な宝物のように体を丁寧に洗うのではないでしょうか。

失敗をやらかして、上司や夫に怒られた時、
自分自身を大切な宝物のように扱うなら、
自分を責めるのではなく、「次からは気をつけよう。そう思える私、がんはれ!」とエールを送るのではないでしょうか?

毎晩、1日の嫌なことがぐるぐる巡って眠れない方なら、
大切な宝物の私のために、アロマオイルを嗅いでみたり、大切な宝物の自分の体をさすってみたり、トントンしてあげたり、
少しだけ、違った視点で、違った感じ方で接することができるのではないでしょうか?

自分の愛し方が分からないと悩んででいるあなた。
自分自身を大切にしてあげてくださいね。


それでも、自分を愛する、大切にすることさえ難しいなと思っているなら、
幼少期のこころの傷がとても大きいかもしれません。
まずは、下記の自分の傾向を知ることから始めてみるのもいいかもしれません。

では、また次回のブログをお楽しみに。
 

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