船のレーダー無線局の再免許(更新)をする | Aquariusのブログ

Aquariusのブログ

使いにくくてすみません
アメンバー申請される方がおられますが、メンバー限定ブログは書きませんから不要ですよ。

 

 YF-27に搭載しているフルノのレーダーの免許更新のお知らせが来たので、4年半ぶりに書類作成をしたのだが、ベースの書式が変わっており以前の書類の手直しでの再申請は出来なかった。アマチュア無線もそうだがこういう書類の変更は数年おきにあり、だいたい以前の書類は使えないので注意されたし。再免許は機材変更がなければかなりの書類を省略出来るので、今回はA4の書類2枚だけの提出で済むようだ。

 

 小型船舶に積む出力5kW未満のレーダーは無免許で使えますよという話になっているが、正確には「無資格で使えるが無線局の開局とその免許は必要」ということになる。以前はハードウエアに申請書類一式が付属してきていたが、いまでは自分であれこれ調べて申請するしかない。実はこれが思い切り面倒でややこしくて、普通の人はたぶん挫折すると思う。

 

 どのくらい面倒かといえば、僕がYF-27を買ったときに付けたフルノ1815の開局申請のときに、開局申請書2枚+事項書と工事設計書3枚+その写し3枚+船舶検査証のコピー1枚の合計9枚のA4の紙が必要だった。あれこれ記入するうえでいちばん難儀したのが技適番号の記入で、表示機本体後ろにある検定番号やシリアルナンバーを書き写して更にそれをHPで検索確認して記入せねばならない。

 

 それだけではない。無線局の識別コードや船の停泊地や航行区域や用途や船の長さをコード化して書かねばならないし(それぞれネットで検索しないと出てこない)、国際VHFやAISが組み合わされるとそれぞれ独自の開局ではなくてトータルでの変更となる。これは小型船舶だけならまだしも、さらに漁船登録があったら手順が複雑で地獄だと思う。

 

 前のUF-27のときも全部自分でやったし、アマチュア無線をもう50年もやっているからツボは分かっているので、今回もさくさくと申請書類をまとめることが出来た。これを業者に頼むと開局で5万円・再免許で2万円ほど取られるそうだが、まあしょうがないよなあと思う。現実的にこれが日本の生産性の低さの原因なのだよ。

 

 フォロワーの方で小型船舶のレーダーや国際VHFやAIS(トラポン)をつけようとしてお悩みの方は、どうぞDMでお知らせください。最短距離でのお手伝いはしますよ。もちろんタダで。