<2月9日生まれの音楽家>
昨日の天気予報では
春一番が吹くとか。
…本当ですかね…
そうなると
気になるのは杉花粉
市販のスプレーなど
いろいろ使用しますが、
一番困るのは
やはり一番弱いと
思われる眼。
毎回取り出せるものなら
取り出して丸洗い
したいくらい
痒くなります
ヒノキの花粉症も
ひどいので、
5月の中旬まで
「お外」恐怖症にも
陥る日々になります
では本日分をどうぞ
ベルク(アルバン・マリア・ヨハネス・ベルク;Alban Maria Johannes Berg)
1885年2月9日~1935年12月24日(享年50歳)
オーストリア;ウィーン
作曲家。オペラ「ヴォツェック」、
管弦楽の為の3つの小品など
現代音楽らしい音楽というのは
彼の作品ではないでしょうか。
「ヴォツェック」などは
内容も内容ですので、
どこか悲鳴のように聞こえます。
大まかにストーリーを申しますと…
元床屋のビン奉幣し
ヴォツェックは妻の浮気から狂乱し、
身を滅ぼしてしまいます。
これには当時精神錯乱から
殺人を犯してしまった
ヴォイツェックというモデルがいるそうです。
さてベルクについてですが、
シェーンベルクと共に
無調音楽や12音技法の大家となって、
音楽家としての成功を収めます。
しかし彼の時代に
翻弄された音楽家の一人で、
ドイツ・ナチスの台頭のため
彼の音楽は「退廃音楽」として
ドイツでの演奏が
出来なくなってしまいます。
そしてその2年後にあたる1935年、
虫刺されが原因で
腫瘍ができてしまいます。
手術するも敗血症を併発し、
この世を去ります。