父が交通事故で亡くなってから5年が過ぎました。

 

あの時の苦しさ、悲しさ、感情とうまく付き合うこと、日常に戻って生活するということ、5年経った今、思うことを書いてみました。

 

突然の事故や病気で大切な人を見送った方、時間は必要だけど、少しずつ心に向き合って、日常を取り戻しましょう。

 

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父は、2015年10月初めに交通事故に遭いました。
横断歩道を歩いていた時に、宅配便のトラックにはねられ、頭を強く打ち、そのまま意識不明に。

 

手術を含め、あらゆる治療をしていただきましたが、意識が戻らないまま、1か月後の11月2日、80歳になる5日前に亡くなりました。

 

意識のない父の元へ、毎日毎日、時間の許す限り通いました。
マスクをして、手袋をして、不織布の防護服?みたいなのを着せられて…父の手を握って、泣きながら話しかけてました。

 

手術をしても元には戻らないけれど、今、手術をしなければまもなく亡くなります、どうしますか?というような、つらい決断の連続。

 

その頃の私は、起業に向けての準備のために、いろんな勉強をしていて…
学んでは課題をこなし、仲間と話しては刺激を受け、とても忙しかったけど、充実していました。

 

そんなときに、まさかまさかの父の事故。

 

アドラーを始めする心理学を20年以上学び、実践してきて私だけど、やっぱり、いざ自分の身に大きなアクシデントが降りかかると、心底、動揺しました。

 

特に、父が意識不明で入院していた1か月間が、とにかく、とにかく苦しかったです。

 

どう表現したらいいのか、、今思い出しても、夢の中にいるような、ふわふわと浮いているような不思議な感覚で、現実が過ぎていく。。

 

どこにいても、何をしていても、感情の綱渡り状態…。
ふっ…と気を抜くと、綱から落ちてしまって、自然に涙が溢れてきてしまって、仕方なかったです。

 

もう意識が戻らないことはわかっていたけど、このつらいつらい状態がいつまで続くのか、先がわからないことが、とてつもないストレス。

 

…と同時に、その状態を俯瞰して見ている私もいて、今、こういう心の状態なんだな~とか、じゃ何をしたらいいのかな~なんて、考えたりもしていました。

 

思考と感情の間を行ったり来たり…。
自分の心を客観視して、切り替えることで、つらいつらい日々を淡々と過ごすことができていたように思います。

 

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