NHKで放送していた「ひきこもり先生」の録画を全5話見た。
なかなか「よし、見よう」と言う気持ちになれず、数話分たまっていた。
子供達が各部屋にいる時に見始めた。
現在進行形の不登校児の次女や、元不登校児(今も若干怪しいけど)の長女が見て面白い物ではないかなと思って。
ここからは私の感想を書いていきます。
ネタバレを含みますので、まだ見てない方はスルーしてください。
まず第1話、2話の不登校児の話は家庭環境に大きな問題があるケース。
育児放棄、親が働かないなど。
それを見て「あー、こういう理由だけで不登校になるわけじゃないのになぁ・・・」と少し残念に思った。
実際、家庭環境が原因で不登校になる子もいてると思うけど、そうじゃないのに学校に行けない子達がたくさんいてるのになぁ。
原因がわからないけど何故か教室に入れなくなったとか、朝起きたら気分が悪くなる、とか。
そもそも朝起きれなくなった、とか。
そういうところをわかってもらいたいのになーと思った。
だって親はさ、子供が急に学校に行けなくなるのには絶対何か理由があると思うやん。
理由もないのに行けなくなるとかあり得へんと思うわけやん。
すると3話目以降で、まさに教室には入れないという子の話や、学校に来ると気分が悪くなるという子の話が出てきた。
それでも親から学校に行くように言われ、必死に登校している子達。
青白い顔で登校する子、教室には入れなくて廊下で授業を受ける子。
その子達は「学校が気持ち悪い」って言ってた。
あぁ、長女が中学1年の時、まさにこんな感じやったんかな・・・
そう思うと胸が痛くなった
ドラマでは、そんな子達の居場所としてステップルームというクラスを設けていて、十数人の生徒が通っているんやけど。
実際、学校にこんなクラスがあったとしても、周りの生徒の目が気になって行けない子も多いんじゃないかと思う。
自分の居場所ができて学校に通えてる子もいるんだろうけど、多分うちの次女やったら行けないと思う・・・。
最終話は3年生の卒業式の話なんやけど、コロナの影響で学校が休みになったり、卒業式が中止になったり。
なんか、コロナで話を終わらせてほしくなかったなーというのが率直な感想。
中学卒業後の進路とかまで見たかったな。
だって卒業したら不登校が終わりなわけじゃないやん。
せめて卒業した後どうするのかを先生と相談するシーンが欲しかったな。
5話じゃ足りないよね。
10話ぐらいまで作って欲しかったわ。
なんだかんだ好き勝手書いてますが、全話泣いて見ましたよ
※私の個人的な感想なので、もし読んで不快に思われた方がいましたらすみませんでした。