最近のことまで書き終わったので、このあとの更新は、来年4月に検診を受けた時のつもり。

 

しばらく更新をおやすみする前に、これまで気がついたことをいくつか書き留めておこうと思ったなかで、一番最初に書こうとおもったのが「病院とのつきあいかた」。あるいは、「主治医とのつきあいかた」かな。

 

ブログをみていると、先生とうまく行かず、転院したり、民間療法に移行したりとかあるので、私個人の体験を記しておこうと。あくまで、体験です、はい。

 

  1. あたりまえだけど、主治医との信頼関係をつくること。これが構築できないと、精神的に治療に専念できないので。でも、自分の体だし、命がかかっているし、不安で仕方がない。そうです、そのとおりです。いまでも不安です、私も。だからこそ、つぎ。
  2. 主治医とはよく話して、疑問点はかならず聞いてみること。どんな些細な痛みでも、たくさんの症例をみていますから、先生のレーダーに引っかかるものがあれば、ずんずん聞いてくるはず。もし、その場で言葉にするのが難しいようであれば、あらかじめ紙に書いて、渡してもいい(はず)。そして、先生のいうことを丁寧にメモをとること。いろいろ聞かれて、メモ取るくらいふつうだし、自分のいうことを聞いてくれる患者さんは、むしろ先生としても安心でしょう。あと、家族が同席することはむしろ望ましいと思います。先生の言ったことが、さらに家族へ伝言で正しく伝わらないこともあるので、自分から家族に説明するくらいなら、家族に最初からいてもらった方が、先生にとっても、自分にとっても治療に専念するという体制が作りやすいのでは。で、先生からすると、きっと、
  3. 患者の病が治ってほしいと願わない医師はいないわけです。昨今は、やれ責任がどうのこうのとすごいご時世なので、病院も患者側も言った、言わない、治療を勧める、拒むにかんして、いろんなやりとり、おびただしい書類のやりとり(とそれへの署名)があるけど、何をおいても、医師は、患者を治療しようと必死なはず。だから、些細な疑問、不安が患者から投げかけられるのは、医師にとってもごく当たり前のこと。迷惑なんて思わない(はず)だし、疑問、不安にきちんと答えてくれないような医師に私は今のところ出会ったことがありません。だって結局は、
  4. 自分の命、人生。だから自分で決めよう。そのための情報は、主治医からもらおう、と。これだけネットが発達した社会で、ブログやら、病院、アカデミアもいろんな情報を発信している。自分も相当ネットで調べたけど、思い至ったのは、がんはひとりひとり症例が似ていることはあっても、まったく同じ症例はありえないのではないか、ということ。だから、ネットの情報は参考にはするけど、自分の症例をずっとみていてくれる、主治医から情報をもらうのが一番よさそうだ。
  5. 自分にはなかったけど、残念にして、主治医との人間関係構築がうまく行かない場合、他の先生へ相談するのはまったく問題ない(セカンドオピニオンなど)。もとの主治医も、他の医師の見解に得るところもあるかもしれないし、3に書いたとおり、治ってほしいと願わない医師はいないのだから、とはいっても、治療はお互いの信頼関係がないところでは難しいのも事実だから、信頼できる先生のところで、適切な情報、エビデンスにもとづいて治療がおこなわれ、治るのであれば、それを不愉快に思う先生はいない(はず)。
  6. ただし、現代の医療においてさえ、限界があることは理解しよう。それでも、治療が成立しないことはなく、完全な治癒が期待できなくても、QOLを確保しながら、人生を最大限全うするようにいろんな手立てを考えてくれる(施してくれる)のも、医師にとっては治療なのだと、患者である私は思っています。
自分の例でいえば、ちょっとでも不安があったり、頭が痛かったり、肩がいたかったり、腰が痛かったり、なにかあるときはかならず診察のときに伝えてました。受けたい検査があれば、正直に希望を伝えると、頭ごなしに否定されることはなく、先生なりの意見は言われた上で、それでもこちら希望する場合は、「そうですか」といって、検査の予約を入れてくれてました。
 
いまでも、そうだけど、術後の経過観察中はなんでも早く病変をみつけたくて、ちょっとなにかあったらすぐ検査を入れたくなる気持ち、あります、とても。でも、MRIは磁力とはいえ、造影剤、やはり体に負担がかかるし、副作用もある。また、CTは被曝が心配。PETや骨シンチもそう。よしんば病変が見つかっても、あまりに小さかったりすると、結局は経過観察になるようで、すぐに何らかの手を打つということではないようだ。つまり、先生にしてみれば、患者さんの体への負担(侵襲)と得られる結果とのバランスを考慮して、検査項目をきめているようなので、先生のアドバイスは聞いてみてもいいかなと。でも、どうしても、気が済まない場合は、我慢しないで言おう。決してダメとは言わないと思う。
 
とにかく、主治医とのコミュニケーション、話し合いが第一です。
 
私の先生ですか?
 
何も足さない、何も引かない、質問にはきちんと答えてくれて、私を喜ばせるようなこともいわなければ、落胆させるようなこともいわず、先生の見解を淡々とのべてくれて、でも、こちらの希望をきちんといえば、それに応えてくれます。手術後は、そんな感じですが、手術の腕(わたしはVATSでしたが)については、私は名医だと思っています。
 
では、次回の更新まで、しばらくおやすみとさせていただきます。