こんばんは。
ほぼ毎日Viewing(内覧)、そして四六時中PropertyGuruを睨んでいる日々。
頭と目が痛くなってきた。
さて、この記事の続きです。
我が家、購入し、ほぼ総リノベし、居住して3年ほど。
キッチンとバスルームは特に自分好みの家具をデザイン選んでと、とにかく思い入れが強く・・・
なのに、なんでそんなお家をこんな
早々に手放すことにしたかという、そこのところの本当の理由を書きましょう。
うちのコンドなのですが・・・
ある人種の方の居住率が
ここ数年で爆上がりした
(現況5割ぐらい)
ことが理由です。
どこの人種の方かはここでは書きません。人種に対して差別的な考えを持っていると切り取られるのも本意でありませんし、そしてそういった感情もありませんので。
その方たちは、もちろんまたEP(就労ビザ)ステータスで駐在の人もいるし、シンガポールに国籍変えてコンドのオーナーの方たちもいます。
夫、昨年まで
コンドのコミティのチェアマン
を務めておりまして、いわゆる
オーナー会の会長
です。
なので、日々コンドのマネジメントと密に連絡し、コンド内の決め事とか、問題があるとすべて夫に上がってくる。
メンテナンス費用をどこにどうやって費やすか、セキュリティ会社をどこと契約するかとか、すべてに関わります。
しかもボランティアなので無償での仕事。
そこで目の当たりにした数々の出来事と問題。
これは日本人も同じだと思いますが、やはり同じ国籍が集まると集団意識が高まり、その中でも派閥が発生し、派閥間のもめ事もあったり。
「コンドのルールを守る」ことができない人があまりに多いのもひとつ。
例えば↓
セキュリティやガーデナーさんといった労働者の方へ怒鳴りつけたりと横柄な態度をとって警察沙汰になったりとか。
そのせいでセキュリティ会社がうちのコンドではもう働きたくないとねを上げてしまうこともあった。
コンドのプールをお清めの川代わりに着服のまま入ってしまった。
夜遅くまで子供たちが起きていることも多く、夜11時にスクーターで爆走していたり、プールで大声で遊んでいる。
ゴミを指定の場所に捨てられない。
このコロナで8人規制なのにもかかわらず、毎日毎日注意されても大人数でプレグラで集まり、政府の見回りが警告を出してくるのも茶飯事。
深夜にコンド内に生えているバナナの木を勝手に伐採して家に持ち帰ってしまったり・・
まぁ、毎日毎日問題が起きまして。
で、結果・・
夫が疲弊しきった
これが理由、以上。
私は家の中は快適だし、そういった問題ごとも距離を保って生活してきたので、そこまでの不自由さは感じていないし、むしろ引っ越しと家の売買の方がめんどくさくて、このままでいいじゃん・・な気持ちだったのですが。
こういった人種間の文化や考え方の違いは、いくら人種の坩堝で他人種を尊重するお国柄のシンガポールでも時に問題化してきます。
そういうのもあってかHDB(公団)は、住む人種の比率が偏らないように、中華系、マレー系、インド系、その他外国人が買って良い物件が決まっていたりします。
でもコンドミニアムといったプライベート不動産はそういったことはないので、その周辺の環境で合ったり学校であったりで、人種に偏りが出てきてしまうのが実情。
こういった点はね、コンド買って実際住むまでわからなかったりするし。また数年で状況が変わったりもしたり。
それによってコンドの価値も変わって値上がり、値下がりもかなり影響が出るので、売れるときに売ってしまうのが良いんだと思います。
次の記事では
「売りに出してから買い手がみつかるまで」
について書こうと思います。
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