滋賀県大津市。
琵琶湖の見える高台に「三井寺」と称されるお寺があります。
長等山園城寺 です。
天台寺門宗の総本山です。
 
三井とは天智天皇、天武天皇、持統天皇の産湯に使った井戸、「御井」→「三井」という名があり
「園城寺」は荘園や城を投げ売って一寺を建立しようとした大伴与多王の志を天武天皇が感じて、寺号(お寺の名前)を与えてことに由来しています。
 
「不死鳥の寺」の寺とも呼ばれ、150以上の焼き討ちや寺領没収などの苦難を何度も乗り越えたお寺です。
本堂
山門をくぐり真っ直ぐ抜けると本堂があります
御本尊の天智天皇がいつも身の回りに置いていた弥勒菩薩様をお祀りされています
ちょうど朝の勤行の最中であったので拝ませていただきました。
閼伽井屋(あかいや)
本堂の裏手には「三井寺」の名称の由来の閼伽井屋(あかいや)という井戸があります
三井とは天智天皇、天武天皇、持統天皇の産湯に使った井戸とされています
歴史的には、当時、奈良の明日香村に都があったので伝承なのですが
 
近江(滋賀)は継体天皇系にとって縁のある土地です
継体天皇系の天智天皇・
ここが寺があったよりも前からのパワースポットだったような気がします
とても、気持ちの良い場所です
 
閼伽井屋(あかいや)の語源はアクア(水)と同じです。
 
一切経蔵
さらに奥に進むと一切経蔵があります
仏教聖典を総集したものを一切経といいます。
八角輪蔵と呼ばれる台車の中に収められています。
回すことで、膨大な聖典を読まなくとも読んだのと同じ功徳が得られるということです
大乗仏教の仏教を学ばなくても、字が読めなくても、特別な人でなくても
仏様の縁に繋がれるというのは
多くの人を救っていこうという姿勢が好きですね
 
潅頂堂
さらに奥に進むと当院があり
その中に潅頂堂がありました。
仏教の伝授を行うところなのですが
潅頂のエネルギーが残っていて
そのエネルギーを浴びたのですが
ダウンロードを受けたような感じでした。
 
園城寺というのは
とても勉強になります