数年前に小学校の運動場を芝生にすると



教育委員会から保護者に話があった。



「そんなん誰が手入れすんのー」



「サッカーしかでけへんなるやんー」



いろんな反対意見もあったが



前向きに考えようという納得のもと



少しだけ優しい気持ちになれる運動場になった。



今日、PTAの役員やスポーツ少年団関係者と地域の協力してくれる人が集まり



時おり雨の降る中、芝生の補植作業を行った。



夏休みの美化奉仕作業には草刈りもする。



手はかかるが世話をした人間は



芝生がきれいな緑になると嬉しくなる。



文句ばかり言って何もしない人には味わえない気持ちだ。



頼まれなくても自分で手を上げたら



やり終えた時にガッツポーズが自然に出るもんだ。