先日、地区の秋祭りがありました。
過疎地の祭りは寂れる一方です。
小さな神輿に数人がついて歩き
人のいない静かな通りを太鼓の音と空元気の声が聞こえるだけ…。
私は祭りなんて嫌いです。
いったい何が楽しいのかわかりません。
失った活気を取り戻そうとか
昔のようにみんなが集まって騒ごうとか
そんなこと無駄だと言えない空気にのまれて
みんなそう思いながら体力と時間を費やすのです。
祭りのあとには、
結局、誰もいない空き地に秋風が寂しく吹いて行くだけです。
地方の再生を本気で考えるのなら
まず人がいないという問題を解決することだと感じます。

