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あの中学校を卒業してから30年以上が過ぎました。



先日、中学校の先輩にあたる方の思い出話を聞きました。



その人はバレーボールが大好きで



小学生の頃から下校すると中学校へ部活を見に行っていたそうです。



当時バレーボール部は人気があって



男子だけでも50人近く部員がいたらしいです。



中学校に入学して念願の男子バレーボール部に入り



1年、2年とボール拾いや先輩のお世話をして



いよいよ3年生で試合に出れると希望に満ちたある日、



顧問の先生が転勤になり、



次に顧問を持つはずの先生が「僕はバレーボールが嫌いだから…」と



落研の顧問になり、突然男子バレーボール部は廃部になったそうです。



みんなで学校になんとかならないのかと足を運んだそうですが



「顧問がいない部活は認められません」と



あっけなく夢は散ってしまいました。



クラブ活動も教育の一貫ですと、まわりの声を聞くこともなく



たったひとりの先生の都合で



教育の名のもとに一方的にバレー部は消えました。



ひどい話です…。



最近も同じようにテニス部と剣道部が消えました。



学校に青空は見えても、その先輩にはずっと曇り空の中学校だそうです…。