最近、水道水で発がん性が懸念されているPFAS（ピーファス）有機フッ素化合物が基準より多く検出されたことから水の安全性問題が再燃しています。そもそも国が自分の国の中の水源を法的にも他国から守ろうとしない点でおかしい話なのですが、水道水の安全性というのは国あってのことであると思うのです。水がないと生きていけない。もっと国には真剣に考えてほしい。
水道水がだめならペットボトル水やウォータサーバーとなるわけですが、そもそも論でミネラルウォーターの安全基準となるのは食品衛生法で安全基準が違います。 クリアすべきチェック項目は水道法よりも少ないし、一部の基準値は水道法より緩やかなのは意外に知られていない。 だから、基準値を大幅に超えたPFASを調べるために軍施設などに立ち入り調査などをしているわけです。
ペットボトルもマイクロプラスチックやナノプラスチックの摂取問題であったり、内分泌かく乱物質の摂取問題がある点についても再度問題浮上中です。個人的には正直こっちのほうが怖い。PFAS（ピーファス）だって、体内排出ができないからこそ問題になっているわけで、根本問題は同じです。内分泌かく乱物質の問題は更に深刻で、人間の体内のホルモンに似ているため、ホルモンの働きを阻害するわけです。一時的な摂取ではなく継続性があればリスクが引き上がっていくわけですし、これって怖いなと思うのです。
ちなみに水道水は濾過水なので、ミネラルはほぼ含まれていません。ミネラルを望むなら天然水を購入するしかありません。以前、水道水にミネラル成分をあとから足している問題になった業者もいましたし、販売業者が本当に何を売っているのかは見定めたほうが良いかなとも思います。個人的には飲む薬のこともあって水道水推しなんですけどね。
ちなみにうちは、妻が飲料水としての水道水は無理なのでペットボトル水の購入をしています。調理等は水道水に浄水器をつけて使用しています。
こういうやつ↓
浄水器自体は3700円ほどで、カートリッジも900Lのろ過で交換が必須ですが、日常的に使っても２～３ヶ月位で交換くらいはもつかなと思います。3個で6000円ほどですので年間３万円ほど。高いか安いかでいけば、『高い』ですが、PFAS（代表的なものPFOSやPFOA）除去もあるので安心ですし、なにより水道水独特のニオイが収まるのは大きいです。調理に使うときに浄水の水を使用し、通常は切り替えで普通の水道水を使用しています。ちなみにこの浄水器のお気に入り点は濾過水がカートリッジから直接出てくる点です。つまり、カートリッジ交換で蛇口交換もできるということです。これかなり衛生的だと思いませんか？本体はデジタル表示のものもありますが、今のもので特段困ったことないですし、必要なものをしっかり備えている点で満足してます。飲水をすべてペットボトル水にするのは正直恐怖ですが、試算として出すと水２Lで130円ほどですから単純に450本分58500円分が浄水されるということになります。非常用としてのペットボトル２Lを3箱をローテさせつつ基本は浄水器っていうのが個人的にはうまく回っている要素かなと思ってます。
最近のおかしな政策は多々あるわけですけど、他国の状況を見て比較してもおかしい。政策がツギハギだらけなんです。
新しい風を入れようともしない。政治に入れるのは票取りのためだけの政策案すら持っていない政治家としては数合わせの人物のみ。選挙に行くたびに・報道されるたびにイラッとします。じゃあ野党がいいのかとなれば野党第一党立憲民主党もかつての政権時に政治が混乱し、今現在も野党止まりで終わっています。今現在は政権とることしか考えていないし、いつも政策議論は批判だけ。意見のぶつかり合いが本筋なのにそれが弱すぎる。ただ、今回野党として国民民主党が『初めて』与党とまともな議論しているのは明るい話題なのかなとも思いました。報道でNHK日曜討論の小野寺政調会長の意見が部分的に切り抜かれて炎上しているけど、すべて聞けば小野寺氏の意見はかなりまともだとわかります。むしろ意見中に司会者が意見をまとめろと注意している点が不可思議ポイント。こういったまともな意見を出しているというのは、ぶつける政策がはっきり国民民主党が出したからだし、それが本当の議論だと思うんですよ。誰のための政治なのかはっきりさせるべきだし、正直今の自民党にとって必要な人はそういったことを理解して発言できる人なんだろうなと思うのです。家業引き継ぎ方式の親の七光り政治家とかツギハギしかしない人は正直いらないかな。