世間一般的には、

「あいさつ」を強要する方がいるようです。


このような大人は、

子どもに‘愛情’を求めているんだそうです。


子どもに「してほしい」という要求の気持ちになったときが、

キーポイントで、見極める方法がここに隠されているのかもしれませんね。


「してほしい」と思っているのは大人の方で、

子どもがどうしたいかは聞いていないですよね。


例えば、電車の中でのマナーにしても、

小さい子どもでも、感じる子は何も言わなくても、

「ここは静かにするところなのかな?」とわかると思うんです。


でも、その子どもが楽しいことがあって、

大きな声でお話したかったり、

イヤなことがあって、叫びたかったり、泣きたかったり、

じっとしてることができないので、

こんなときは、静かにはできません。


‘静かにする所’ということより、

気持ちの方が強くなるんですよね。

昨日の記事の話と同じことです。


自分が親に求められすぎていると、

自分の子どもにも求めてしまうようです。


命令口調

「~しなさい」は言わない方がいいですね。

子どもにとったら「させられている」感覚になりますからね。

自分の意志ではやってないですから、

自分で決めることができなくなるんですよね。


その場、その場を

大人が子どもにさせているだけなんです。

体罰や言葉の暴力もそうです。

大人が止めているだけなんです。



先日、奈良で起きた事件。

高校一年生の男の子が放火殺人をしましたよね。


16歳になるまで、

我慢し続けたんだと思いますよ。


「優等生であいさつもきちんとできる子」

「下の子の面倒もみてあげるいい子」

を通さざるを得なかったんでしょうね。


あの少年は、真直ぐで、能力のあるとてもパワーのある子どもさんだと思うんです。

これが、違う方向に向いてしまったんですね。


育て方で 180度 変わるということですよね。

いろんな事件で証明されています。


究極はこういうことになるんですよね。


私もアップルくんに要求したいことはあっても、

アップルくんの反応や、

アップルくんの気持ちを聞いて、

折り合いをつけています。

こういうのは、生活する上で私も困る状況になった場合だけです。


「宿題は学校から帰ってすぐにしなさい。

 それまでは遊んではダメですよ。」

なんて言ったことがないです^^

これは親がしてほしいだけなんだと思います。


「うちは帰ったらすぐに宿題をするんですよ」と

他のお母さんに自慢したかったりね。。。



「こんな子どもに育てなければ・・・」

と、そういうところにひっかかる方は、


自分のためになっていないか、

子どもに愛情を求めていないか、

要注意するのがいいかもしれませんね。