さて、話は7月に遡ります。

 

6月も含めて、嵐が結構来た今年のイタリアの夏。

おそらく最大級だったのは7月末だったと思います。

 

大雨暴風、そして雹。その程度が今までなかなか経験したことがないレベルで、かなり恐怖を感じました。雹なんて、ピンポン玉〜テニスボール大のものもありましたから。。。

 

タッパレラ(雨戸のようなもの)が被害を受けた知人もしばしばいましたし、路駐の車もボッコボコ。そして、大木が根こそぎ倒されている光景が珍しくありませんでした。





これだけ大木だと、びくともしないので上に乗って遊ぶことができましたけど、、、

この木はあと少し左にずれてたら、パラッツォ直撃だったのではないかと、、、おそろしや。

別の場所も、、、




夏休みに重なったこともあるのだと思いますが、それらが8月いっぱいくらいまではそのままだったり、急場凌ぎでカットされた状態で置いてあったり、一番近くの公園も危険なのでしばらく鍵がかかって立ち入り禁止になっていたりもしました。


最近になってようやく片付けが進み始めた印象です。

 

そして、最近もあるのが、雷。

実は先日どうやら我が家のパラッツォの庭に雷が落ちたようです(複数の住人談)。

時間は夜20時くらい。雨が降ってるなーなんて思いながらキッチンで洗い物をしていたところ、なんの予兆もなく大きすぎる爆発音のような音と光。

心臓が止まるかと思って自然に涙が出てきた。笑

 

もちろん息子はギャン泣きで、娘も怖がる。

みんなパニックで家のドアを開けて出てきた人も多くて、隣の部屋のおばちゃんは泣いてました。。。気持ちはわかる。

 

でも、なんかこういう時のイタリア人たち、すごい結束感というか一体感があるんですよね。そういうところ結構好きです。笑

 

うちは何故か電気は平気だったのですが、下の階以下は電気もいっとき止まっていたみたいです。幸いすぐ復旧しましたが、いまだにパラッツォの玄関のインターフォンは壊れていて使えません。

 

そんな感じで、自然の脅威を感じた夏、そして最近なのでした。