子どもたち2人を連れての飛行機はなかなかの難易度でした。

私だけではとても無理なので、両親にも一緒に来てもらいました。

 

朝、迎えに来てもらってスーツケース2個とリュック3個で出発。

支度がとにかく大変だった。。。

夫も着の身着のまま行ったので、夫の喪服やら服やら靴やらパソコン2台やら。。。とにかく荷物が多かった。

それに、私と子どもたちの喪服や着替えなど、1泊2日にしたけど、なかなかの荷物でした。。。

 

そして、最寄駅からバスで空港へ✈

次女はバスに乗ると真っ先にお菓子を食べ始めました。

(明日の分も入っているからね!大事に食べてね!って何度も言ったんだけど。。。)

分かった~と言いながら食べまくってました。

 

そして、空港に到着して、荷物を預けて、お弁当を買って、セキュリティの中へ。

飛行機乗る前にお弁当食べちゃって、機内では寝てくれるように、キッズスペースで遊ばせてから機内へ。

3人席に窓側長女・私・次女の順番で座る予定が、気が付けば長女の席に二人で座ってシートベルト締めてる。。。

窓側誰が座るのひと悶着がありつつも、なんとか座ってシートベルト締めてくれました。

飛行機の中でもとにかくお菓子食べまくりの次女。りんごジュースももらって、おもちゃももらって、寝る気配ゼロ。。。

 

結局寝ないまま、現地に到着して、タクシーでホテルへ。

ホテルで着替えて、葬儀場へ向かいました。

 

前の日に子供たちにおじいちゃんが亡くなったことを伝えました。

泣いてしまいそうだったから、お風呂の中で。

「おじいちゃんが天国に行ってしまうこと。もう一緒に遊んだりできないこと。でも、ずっと二人のこと見ててくれるよ。」ということを伝え、次の日におじいちゃんにお別れをしに行くんだよと言いました。

 

葬儀場で眠っているおじいちゃんに会いました。

生きていたときと本当に変わらない姿で本当にただただ眠っているようで、ずっと見ていられました。

お清めで、手を拭いてあげたり、お口にお水をあげたりもさせてもらって、棺の中におじいちゃんが好きだったおかしも入れてあげました。

子どもたちは何度もおじいちゃんのことを見に行って、お菓子がなくなっていないか(おじいちゃんが食べていないか)確認していました。

家族だけの音楽葬だったので、お通夜といっても特に何をするわけでもなくて、本人の希望だった中島みゆきの曲をかけて、みんなで時間を過ごしました。

その後少し食事をとって、その日は解散になりました。

 

そして次の日は告別式。本当に最期のお別れです。

この日もお焼香とみんなで地上の星を歌って、お写真を棺に入れてあげて、お花を入れて、最期のお別れをしました。

その後火葬場に行って、荼毘に付されました。骨もしっかり残っていました。

 

その後、葬儀場に戻ってみんなで食事をして、その後私たちはそのまま飛行場へ向かいました。

本当はもう1泊くらいしても良かったんだけど、子どもが一緒だと食べる心配を常にしないといけないし、ホテルでゆっくりしましょ、みたいなことは通用しないから。。。このまま帰ることにしました。

 

空港に向かうタクシーで次女は力尽きて、長女もちょっとだけ寝たかな。

空港に着いても次女は寝てて、飛行機に乗ったら起きた。

起きたら、またお菓子を食べ始め、自分のお菓子は食べつくしてしまいました。。。

そして、大切に食べていた長女のお菓子を奪うという。。。最低な奴です。。。w

飛行機では椅子の上に立ってキャビンアテンダントのお姉さんに注意されたり。。。、着陸体制に入っているのに長女からお菓子を奪ったり、、、全然良い子じゃなかったけどね。長女は大人でうるさい妹をなだめるために、大切にとってあったお菓子を次女にあげてくれました。(優しい子に育ったわ)

 

空港からはタクシーで帰りました。だんだん暗くなってきて、私も知らない道だし、ちょっと3人で心細くなってしまったけど、なんとか帰ってこれました。

帰ってきて大急ぎで夕飯を食べて、お風呂に入ってバタンキューで寝ました。

 

珍道中だったけど、次女はまだまだ手がかかるけど、義父とちゃんとお別れができて良かったです。

長女は初めての経験ばかりで夜うなされたりするかもしれない。。。と思ったけれど、3週間たった今でも特に変わった様子はないので良かったです。

 

子どもたちはどこまで理解しているのか分からないけど、きちんと現実を受け止めてくれていて、すごいなと思います。

今日も「おじいちゃん、おばあちゃんにもう逢えたかな?」って話していました。

人の死は悲しいけれど、生きていく上で避けては通れない道。6歳ながらに色々思うことがあったと思います。

 

夫も辛いと思うけど、携帯が鳴るたびにドキッとする日々が続くのは、精神的にもかなりしんどかったと思います。

まだ手続きもあって大変そうだけど、夫にとって家族は私と子どもたちだけなので、私もできる限り支えていきたいと思います。(時々イラってしてしまうと思うけどねw)

少し落ち着いた日々が戻るといいな。