3院目
東京のクリニックに転院
希望をもって、3院目のクリニックに転院した。
2院目ではできなかった、いろんな刺激方法で、胚を凍結してくれるところを、
ブログや、クリニックの説明資料を参考にして選んだ。
東京には希望の治療ができそうなクリニックが多く、迷ってしまったが、
通院しやすそうな駅にあるクリニックに決定した。
紹介状が必要なことも知らずに、とりあえず初診に向かう。
ビル1棟まるごとクリニックが入っていて、圧倒される。
診察券を作り、受付をするとカードにその日の番号が印字されるタイプ。
よくブログに書いてあったが、クリニックがホテルみたいというのは
本当にその通りだと思った。
なんか、おしゃれなところに来た気分で、まったく治療感はなかった。
そこでも院長が初診をしてくれた。
どこのクリニックでもまず初診は院長な気がする。
あっさり、ではここで治療してみましょう!
となり、採卵へ進むことになった。
一応これまでの治療を口頭で話したが、あまり気にされることもなかった。
そのクリニックは中刺激を得意としており、どんな治療になるのか、
とても期待していた。そのために転院したんだから。
しかし、AMHが低い私は、低刺激ということになり、
クロミッドを服用する刺激方法であった。
でも、初めての刺激法なので、とにかくわくわくしていた。
内診室もなんだかホテルの個室みたいなきれいな雰囲気だし、
患者側と医師側がはっきり分かれてる感があって不思議な感覚。
3院目の内診室が一番おしゃれだったと思う。
あと、予約の時に医師を指定して予約できるシステムだし、
なにより予約がアプリでできたことに、さすが東京だな~。
なんて思っていた。
クリニックのシステムや内装など、治療方針以外にも特色があったな、
と、今なら振り返れる。
当時はそんなことは考えず、とにかく妊娠できるところを探すのが精一杯。
いや、それでいいんですが。
きれいで便利に越したことはないけど、
結局は妊娠できないと、そんなことは関係なかった。
不妊治療を通して、思ったことは、
常に治療は手探りで、どんな治療法が自分にあってるかわからなかった。
自分に合った方法は妊娠できた方法なんだろうけど、
妊娠・出産ができるまで結局はわからなかった。
だから、手を変え品を変え、色々と試すのが大事!変化を恐れるな!
と、当時の自分に伝えてあげたい。これは不妊治療以外にもあてはまりそう。
ちなみに、この時飲んでいたサプリはおそらくエレビットだけ。
この後、サプリも増えていくが、
3院目ではサプリの指示は特になかったと思う。
ちなみに、通院の時にいろいろショッピングしたり、
カフェにいけることを楽しみにしていた。
この後は東京のクリニックで治療を5年近く行っていくが、
遠距離通院のモチベーションは東京でさまざまなお店に行くことであった。
これがなかったら、なかなかきつかったと思う。
次は3院目での初採卵!