あまりにも広範囲過ぎて、どこから具体的に見ていけば考察が深まるのかどうか悩みどころである。

私の本棚から連想して、出版関係について観ていこう。

真っ先に浮かび上がることとして、紙数の制限について。なぜ、よく著者たちは紙数のことについて気にして、説明を省いたり図表を省略したりするのか。それでは文字情報ばかりになってしまいます、説明が分かりにくくなってしまって伝わるものも伝わらなくなってしまうだろう。消費者側(ここでは読者)の利益を考えれば明らかに紙数を制約せずに思う存分に著者の脳内情報に近づけていったほうが良いに決まってる。なのに、様々な本質的ではない下らない制約によってその理想が実現しない。なんとも悲しい・残酷な現実。何としてもこの社会構造に風穴を開けてブレイクスルーを起こしたいものである。

スタジオジブリはそういった制約を極力取り除いてきてここまで理想を実現してきたかのように思える。ジブリは作業用の机に職人が手がけて作った最高級のものを使っているという。何かものを買う上で、職人が作ったものというベクトルは設けておきたいものである。


これはこの前ジブリに行った際に撮ったもの。神々しいものがあった、、


しかし、職人たちに自分が満足する報酬を差し上げるにはマネタイズについて本気で考え抜く必要がある。ジブリがここまで成功してきたのはかなり鈴木敏夫の力が大きいように思える。彼はかなり経営学の実践に精通しているように思える。彼のやっていることの情報を集めるために、禅を学んだり(鈴木敏夫の趣味)、彼が書いた本を中心にジブリ関係の情報を集めたりして接近していきたい。

近年の読書離れは悲しいものだ。何とかして読者の数を増やしていきたいものである。実は意外と本を読んでいないのは高齢者らしい(笑)