ライヴ@福岡市民会館、最高でした!!ドキドキ

席は星野さんサイドの一番端っこで、正直初めはがっかりしたものの、
前が通路で人がいなかったので、始まってからは全体が見えやすく、思っていたよりも良席だった。

今日は軍服姿で登場したあっちゃん。
あっちゃんの衣装は似合ってるのかちょっと微妙だな…😅と思えることもたまにあるけど、
今回のはかなり似合っていたと思う。
他のメンバーもだけど、本当にカッコ良かった!!

曲に関しては、もう今回は本当に振れ幅が大き過ぎるというのか、
テーマが猫の曲から反戦の曲まで…
もう聴く側のスタンスというのか気持ちの持っていき方が難しかった…

私の大好きな、思い入れのある「Six Nine」の時代から、「楽園」をやってくたのはすごく嬉しかったけど、
あっちゃんの情感たっぷりの歌声に完全に聴き入ってしまって、
その余韻がその後の曲になってもしばらく抜けなかった…

「ゲルニカの夜」もそうだけど、
今回はただ聴いていて楽しいライヴ、というには少し重すぎるような、
戦争について考えさせられるような、
あっちゃんからの魂の叫びとも言えるような、
そんな強いメッセージを感じるライヴでもあった。
「胎内回帰」の、「咲いてますか わすれな草」のところでは、思わず泣けてきてしまった…

アルバム以外の曲は、けっこう意外な曲が多かった印象。
「メランコリア」とか「REVOLVER」とか「形而上 流星」とか…
「残骸」は懐かしかった…
別に「残骸」には何の罪もないんだけど、
大学生の当時、ちょうど「残骸」が出たあたりでBUCK-TICKから離れてしまったよなぁ、と言う意味で…。

アンコールの「NATIONAL MEDIA BOYS」はこんな昔の曲もやってくれるなんて、とても嬉しかった。
アンコールでは、あっちゃんが着物を羽織って出てきて、着物姿もめちゃくちゃカッコ良かった爆笑

そして、2回目のアンコールの最後の曲の前になったときのあっちゃんのMC。
何度も「ありがとう」と言ってくれていたけど、
こちらこそこんな素晴らしいライヴを見せてくれて「ありがとう」の気持ちでいっぱいだったラブラブ
そして、
「とても盛り上がってくれて
 最高に嬉しかったです」
に、こちらもとても嬉しくなったほっこり
胸をトントンと叩きながら、
「(これからもまた機会があったら、)命をドキドキさせましょう」
の表現がいかにもあっちゃんだなぁ、とも感じた。

最後の曲が何なのか全く予想出来ないな、と思っていたら「SOLARIS」。
去年は「NEW WORLD」で最後というのが多かったけど、
どちらの曲にも共通するのは、
これからの未来を生きていく子供たちに向けたメッセージのような気がするところだ。
聴いていたら、実家に残してきた子供のことがとても気になってきて、早く帰らなくては、という気持ちにもなった。
「幻でもいいから夢を見せてほしい」という内容の歌詞は、いかにもあっちゃんらしく、
今回は、反戦という重いメッセージを感じさせる内容もあったけど、
最後はやっぱり良い夢をみたい、
子供たちには夢を見せてあげたい、
そんな思いもどこか感じた。

最後の最後に今井ちゃんがギターで奏でたのは、最初の曲「零式 愛」のイントロ。

そしてまた最初に戻る…

ライヴは終わったけど、
今回のアルバムの構成と同様、
最後からまた最初へとリンクしていく…

これからもまた素晴らしい楽曲を、ライヴをBUCK-TICKが提供してくれるだろうという予感を感じさせる終わり方だった。

BUCK-TICK、本当にありがとう!!