フィリピン人だけではなく、外国人が日本人相手に英語を教えるとき、
色々戸惑ったり、困ったりすることがある。
日本人とは、どういう特徴を持った人種なのか?
何を言ったらいけないのか?
日本人から教えてほしいと頼まれたので、
客観的に日本人である自分も含めてみるために、
ネットで、外国人から見た日本人の特徴などを調べてみた。
なんだか日本人とはめんどくさい人種だなと思う反面、
やっぱり日本人としての自分が受けてきた教育?習慣?はいいなと改めて思ったこと。
日本人は、とてもきれい好き。
このレベルは、人それぞれだとは思うけれど、
フィリピン人に比べたら、日本では少し汚いレベルが、とってもきれいレベル。
誰かが掃除すると思っているので、汚しても放置なのは当たり前。
掃除は、掃除の仕事をする人がやるものと思っているので、
トイレ掃除もやったことはない。
ので、トイレはびっくりするぐらい汚い。
出来れば、掃除なんてしない。というのがフィリピン人。
道にごみはポイポイ捨てるのは当たり前。
ゴミ箱に捨てるという意識は低い。
私が今すんでいるコンドミニアムでは、週1回お掃除にきてきれいにしてくれる人がいる。
ベッドのシーツも変えてくれる。
あまり自分から掃除をしよう!とは、セブに来てから思わない。
たまにスイッチ入って、急にやりだすけど、それでも腰は重い方。
セブの大体どこのオフィスでも、掃除する人を雇って、スタッフは掃除をしないことがほとんど。
でも、うちは日本企業なのとそこまで忙しくないので、掃除だけの人はおらず、自分達で掃除しなければならない。
フィリピン人は、使ってない 見た目たぶんきれい → 掃除はしない。
ほこりがたまっているでしょう?という、目に見えないもの、カーペットなどでブレンドして見えないものは、きれいと同じ。
そんななか1人で、決められた掃除を日本人だから、まじめにするんですよ。
自分達も使ってるんだから、掃除しようよ??ってイラッとすることもある。
なんで私だけ、掃除してて、なんとも思わないんだ?とも思うこともある。
私だって忙しいのに!やってるんですけど???とも思う。
→ やろうよ?って言えばいいだけの話。笑 言えば、一緒にやってくれる子達。
そういう教育はされているスタッフです。ただすぐにサボる。
アー言ってやろう!と思っていても、掃除の途中で、すぐに忘れる。
掃除をすることで、自分が無になる。
自分の空間、場が整うとすっきりする。
自分がとてもいい気持ちになる。
そして、この無の瞬間が私はとても好き。
だから、掃除は結局誰かのためではなく、自分の場を整えるためのもの。
この場を整えるという感覚は、日本人にしかわからないと思う。
整えて、始める。
場に対する礼儀。
そういう心を持ち合わせている日本人とは、
すばらしい人種だなと思う。
そういう大事な感覚は、日本人として大切にしたい。