のん子のこと ♯11

もう、ダンナに対して 異性としての愛情はなかった。
だけど、私は ２人目が欲しかった。
のん子の お世話係的に考えてた訳ではないけど、私も実両親との折り合いが良くない事から、この先、実親に何か協力を得るのは難しいと 解っていた。
そして ダンナとも 一生共にすると考えられなかった私は、もう１人子供が欲しかった
今思えば、浅すぎる考えを、考えすぎな程 考えていた。

もともと生理不順で、排卵日もよく解らない私は、産婦人科で半年かけてホルモンバランスを整えたり 治療した。
そして 病院でも調べてもらった 確実排卵日。

内情は言わず、この日に賭けて 実行(。・ω・。)
ダンナはDVがあった。
小さな事で 何度も殴られ、極めつけは義親の借金保証人を断った時。
もう絶対 死ぬなってほど 殴られた

近くにあった扇風機で 倒れ込んだ私の頭を 何度も殴って来たから(゜_゜;)
横で ママ～って叫んで泣いてるのん子が 遠くに見えたっけ…


が。幸い私は生きている
でもそんなので私は自分からダンナに近づけないし 触れたくもない

だから、この計画決行は私には かなりの覚悟。
これで 妊娠しなければ 諦めて、離婚に向けて自立しよう…と思っていた。